自動作曲・伴奏作成アプリのMac版最新バージョンがUSBで登場、歌声合成も可能になった「Band-in-a-Box 24 for Mac」

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自動作曲・伴奏作成ソフトウェアの定番、カナダPG Music Inc.の「Band-in-a-Box(バンド・イン・ア・ボックス)」のMac版がより使いやすくバージョンアップ、新たに歌声合成機能も加え「Band-in-a-Box 24 for Mac」として登場する。4月24日の発売日の前日まで、購入価格が10%オフとなる早期予約キャンペーンを実施する。


▲コード進行を入力、伴奏スタイルを選択するだけで、さまざまなアレンジが瞬時に試せる。メロディーからコードを生成したり、コード進行からメロディやソロ演奏を自動生成することも可能。

「Band-in-a-Box」は、自動作曲・伴奏作成の定番として世界中で愛されているソフトウェア。好みの音楽スタイルを指定するだけで、メロディ、ピアノ、ストリングス、ギター、ベース、ドラムなど各パートをあっという間に作曲・編曲できる。バージョン24では、伴奏スタイルを選択するスタイルピックウィンドウが使いやすくなり、リストを並べ替えたり曲のスタイル検索を行ったりすることが可能。また、反復記号の表示や声の合成も可能となっている。

パッケージは収録される伴奏スタイルやオーディオによる演奏データの数によって、BasicPAK、MegaPAK、EverythingPAKの3種類をラインナップ。BasicPAKとMegaPAKについては従来のDVD-ROMでの提供からUSBメモリに変更。光学ドライブを搭載していないMacBookでも手軽にセットアップが可能になった。USBメモリには重厚感のあるロゴ入りキーホルダーがもれなく付属。バージョンアップ版とグレードアップ版も同じ仕様となっている。EverythingPAKの提供メディアは2.5インチHDDで変更はない。


▲BasicPAK、MegaPAKのメディアはUSBメモリに(左)。スタイルピックウィンドウはリサイズ、文字サイズ変更が可能に(右)。

生まれ変わったスタイルピックウィンドウでは、ウィンドウサイズやリストの文字サイズの変更が可能に。リストの並べ替えや列幅の変更ができるようになり、フィルター機能も改善されている。コードシートもさらに使いやすくパワーアップ。ツールバーのコード表示をなくし、マウスのカーソル位置もわかりやすく変更、マウスを使わずにコンピューターキーだけで範囲の調節も可能となった。また、各小節に対して追加の情報を記載するための「レイヤー」を表示できるほか、小節ごとの歌詞入力、行単位歌詞を小説単位歌詞に変換することが可能。コードシートの表示をカスタマイズするための「表示オプション」ダイアログが追加され、コードシートのすべての要素の色を選択可能になり、パートマーカーの色にグラデーションを適用したり枠をつけることも可能となった。反復記号が表示可能になったのもうれしい機能アップ。リピートマークや1カッコ/2カッコ、DS al Codaなどを入力・表示することができる。


▲歌声合成システムSinsyはフリーのサービスなので誰でも使用可能だが、Band-in-a-Boxならシームレスに作業が行える。

新機能の歌声合成も注目。インターネット上のフリーの歌声合成システムSinsyの技術を使って、メロディにつけた歌詞(音符単位歌詞)に基づいて歌声を合成することが可能となった。また、AU、VSTプラグインをサポートし、パートごとのシンセサイザー選択やエフェクト追加が可能。sfz形式のサンプルプレイヤーsforzando(制作元:Plogue)も付属する。

早期予約キャンペーンは発売日前日の4月23日まで実施。「Band-in-a-Box 24 for Mac」の新規購入およびバージョンアップ・グレードアップが10%オフになる。また、同期間中はWindows版のバージョンアップ・グレードアップの10%オフキャンペーンも実施する。

製品情報

◆Band-in-a-Box 24 for Mac BasicPAK
価格:13,500円(税別)
◆Band-in-a-Box 24 for Mac MegaPAK
価格:27,000円(税別)
◆Band-in-a-Box 24 for Mac EverythingPAK
価格:45,000円(税別)
発売日:2017年4月24日

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