逗子三兄弟、ツアーファイナルで語った『紅白』への思い

ポスト

逗子三兄弟が4月2日(日)、赤坂BLITZで2月からスタートさせた全国ツアー<逗子三兄弟 ONEMAN LIVE TOUR~ROAD TO 紅白 2017~>のツアーファイナル公演を行った。

◆ライブ画像

久しぶりの東京でのライブは壮大なイントロからスタートし、フルバンドを背負った逗子三兄弟がステージに登場。地元湘南の仲間を中心に結成されたバンド「T‘O’M(Tera Ocean Mounteinier)」と共に、オープニングからお得意のアッパーチューンをたたみかけ、その後も新旧の楽曲を織り交ぜたセットリストを展開し会場を盛り上げた。さらにアコースティックパートではT‘O’Mと共にまるで本当に湘南の海が目の前に広がるような極上の音楽空間を作り出す。

またMCでは三兄弟ならではのトークを。このツアーのために書き下ろしたライブチューン「兄弟喧嘩」の演奏前に、アドリブで繰り広げられる兄弟喧嘩トークが、会場を爆笑の渦に巻き込んでいた。長男の優己はツアータイトルにもある紅白への夢を「俺たちにしかできない、最高の親孝行だ」と表現。それは、自分たちに音楽という夢を与えてくれた、元プロドラマーの父親への最大の感謝を示した言葉だ。そんな父親を想って書き上げた「父へ」には多くの人が共感し涙を流していた。


本編の最後のMCで、リーダーである次男大雅は「もう僕らもデビューして7年が経ちました。正直7年やってまだここか、と悔しくなることもあります。明日、すぐに夢が叶うとも思っていません。まだまだ遠いかもしれないけど、でも俺たちはあえて夢を口に出しています。デビューした時からブレていない俺たちの夢をしっかり口に出して伝えていこう、とそう決めたんです。叶った後に『実は、紅白が夢だったんです』…なんていう後出しジャンケンはかっこ悪いし、何よりも言葉にしなければ、伝わらない。夢は口に出してこそ、初めて叶う可能性のある目標になる。ここにいるみんなは、きっと誰一人として俺たちが行けることを疑っていない。だから絶対に応えたい。」と熱く語る。

逗子三兄弟のライブは、笑いあり、涙あり、感動ありと感情を揺さぶるのが魅力。逗子三兄弟はこの日、2017年の夏と冬にアルバムを2枚連続リリースすることを発表しており、そのアルバムリリースも含め、ここから改めて彼らは「紅白歌合戦への挑戦」という夢に近づいていく。


セットリスト

M1 サマーウルフ・エボリューション
M2 ミュージック♪サーファー
M3 ディスコ☆デラックス
M4 逗子3THE美学
M5 情熱の太陽
M6 帰ってきたサマーウルフ
M7 JOYFUL DRIVE
M8 リグレット
M9 EGO
M10 マイベイビー ~好きになればなるほど~
M11 ノスタルジア
M12 同じ月を見ている(NEW)
M13 リトルムービー ~淡い恋の物語~
M15 兄弟喧嘩
M16 渚のデビル
M17 ぶっとびマン・フィーバー
M18 サマーウルフ
M19 純愛宣言(NEW)
M20 父へ
M21 純白の花嫁
M22 This is my life
M23 MAGIC in SUMMER
EN-1 HERO
EN-2 I wish
EN-3 家族レター

◆逗子三兄弟 オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報