【インタビュー】DJ KAYA×Burlesque TOKYO「<FULLMOON RAVE 2017>はすべてのお祭り好きの日本人が集まるイベント」

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■どんな世代でも楽しめる
■都市型のフルムーンパーティ

──日本で<フルムーンパーティ>をやるにあたって、「ローカライズした」というのはどういう部分でしょうか?

DJ KAYA:海外のフルムーンパーティ、例えばタイのパンガン島はビーチでやります。ゆくゆくはそういうパーティも行うつもりですが、今回は“都市型のフルムーンパーティ”を意識しました。ズーッと<TRANCE RAVE>というパーティを行ってきたので、そこにフルムーンを掛け合わせて<FULLMOON RAVE>になったわけなんです。

──<FULLMOON RAVE 2017>では、5つのフロアがすべてメインだそうですが、KAYAさんの目線で、それぞれ見どころを教えていただけますか?

DJ KAYA:フロアそれぞれが年代別に分かれている感じかな。ダンスミュージックの場合は比較的若い人が集まるイメージが強いけど、トランスミュージックのシーンって、まだギリギリ元気がある大人がたくさんいると思ってるんです。僕の周りには30〜40代前半くらいで、トランスが好きという人が多くて……その層をターゲットにしているのが「ARENA」。同じようなターゲットですが、現地の<フルムーンパーティ>でかかっているようなサイケデリックトランスがかかるのが「WATER」。逆に「BOX」は今の20代の子をメインターゲットにしています。いわゆる“パリピ”が集まるスペースで、ネオンのペイントやバケツカクテルなどを用意しているんです。

「Island」は20代後半から30代前半の人たちのスペース。人気若者雑誌だった『men's egg』のモデルたちが中心となるイベントを1日限りで復活します。当時のモデルたちの大同窓会的な雰囲気ですね。一方「PARK」ではキャンプファイア、ポイパフォーマンス、グランピングをテーマにしたBBQをするスペース。こちらは24時までBBQの提供を女性は無料にします。そういうところを含めて、とにかく楽しいものを詰め込んでるので、来場してもらえたらどこかに居心地のいいところがあるはずです。

──音楽切りというわけではなくて……

DJ KAYA:全くそうではなく、エンターテイメントとパーティがメイン。もちろんDJ一人一人は音楽にこだわっていますが、イベント全体で見ると音楽だけじゃないんです。

──そこが「大人が楽しめるエンターテイメント」?

DJ KAYA:メインのステージがトランスになっているところでしょうか。大人というのが何歳から何歳までかは置いといて、トランス好きに30代前半から40歳手前が多いということで、普段クラブについていけない人たちが、むしろメインターゲットになっている点。

MC MAN:例えば“超大人”も(笑)、ARENAで「Burlesque TOKYO」のショーを楽しめると思う。

DJ KAYA:超大人の方は、充実しているVIPエリアでくつろいでもいただきたいですね。

──「Burlesque TOKYO」について教えてください。

Luna:「Burlesque TOKYO」は六本木にあるショークラブなのですが、ショーがメインのお店で、我々ダンサーはクラブで踊ったりはしません。元々はきらびやかなステージが好きな女の子たちの集まり、ですね。現在は「Burlesque TOKYO」に70名ほどが在籍しています。1日の出勤は25〜30人。それぞれ踊り方に個性があって、踊りの上手い子から未経験の子もいるので、ここで踊りの勉強をすることもできるんです。Aチーム/Bチームに分かれていて、カッコイイ系のショーと、アイドル系のショーがあるのも特徴なんです。

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