「プロレスラーとしても武道館、アイドルとしても武道館」アプガ×DDTの新プロジェクト発足

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アップアップガールズとDDTプロレスリングが、アイドル界とプロレス界の垣根を越え強力タッグを結成。新プロジェクト「アップアップガールズ(プロレス)」を立ち上げることを発表した。

◆アップアップガールズ(仮) 画像

2017年2月に妹分として「アップアップガールズ(2)」(以降アプガ(2))が結成され、アップアップガールズ(仮)(以降アプガ(仮))との姉妹チーム活動が注目されているアップアップガールズ。5月29日(月)に東京・DDT竹芝道場にて、新プロジェクトの記者会見が行われた。

記者会見には、高木三四郎(株式会社 DDT プロレスリング社長兼レスラー)、アプガ(仮)、吉川茉優(アプガ(2))、山下実優(東京女子プロレス)、足立光(BODY PLANT代表)が出席した。

(仮)とDDTは、これまでアップアップDDTという形で合同興行を行ない、リング上ライブや工場プロレスなど、様々なコラボで長い信頼関係を培ってきた間柄。会見で、高木は「アプガさんとDDTは、もう一個上のステップに上がるときなんですよ。今回は、新たなプロジェクトを立ち上げます。その名は、アップアップガールズ(プロレス)(以降アプガ(プロレス))。その新メンバーオーディションを開始します!」と告げると、何も知らされていなかったアプガメンバーは予想外のサプライズ発表に全員驚きの表情。アプガ(仮)、アプガ(2)に加え、アプガ(プロレス)という、3個目のアプガブランドがラインナップされることとなった。

続けて高木から、アプガ(プロレス)の詳細が語られていく。「プロレスラーとしても日本武道館、アイドルとしても日本武道館単独公演を目指します!」という大きな目標を語りつつ、「オーディション合格者は、アプガの妹分グループとして、横浜アリーナの<@JAM EXPO>にてアイドルステージデビュー…これは勝手に予定してます。2017年中にCDデビュー。2018年1月に予定されている、DDTのグループ団体である東京女子プロレスの後楽園ホール大会でプロレスデビューします」と、今後の計画が発表された。高木は、「これらの予定以降も、ライブ、プロレスに定期参戦予定です。なので、“アイドルでプロレスラー!! 世界最強のアイドルを目指す女性はここに集まれ!”ってことです」と力強くオーディションをアピールした。


応募資格は、現時点で中学生から23歳の女性。芸能プロダクションやプロレス団体に所属していない方。都内で平日夕方より行われる練習に週3日以上参加出来る方。さらには、参加資格がなくても、夢を諦められない人は応募可能という必殺の項目も加えられている。

「僕は、いろんな方に応募してきてもらいたいんですけど、現メンバーからもプロレスラーになってほしいなと思ってます」と高木が参加指名したのは、空手黒帯の佐保明梨。佐保は「確かに私は空手の黒帯なんですけど、私は空手一筋なのでプロレスはちょっと。アプガ(空手)ならやるんですけど…」と参戦保留。

タワーレコード主催アイドルアームレスリング大会3連覇チャンピオンの森咲樹は「私は、アプガのマッチョ担当なんですけど、私よりもマッチョ担当が現れることですよね?それはヤバいですね。私、アイドル界で一番腕相撲が強い女になりたいので、アプガ(プロレス)はアプガの妹分ではあるけど、いい意味でライバル視です」と、早くも闘志メラメラ状態。

新井愛瞳は「今、アイドルもプロレスも盛り上がってきてるじゃないですか。なので、どっちも合わせることで、また新たな一面も見れるんじゃないかなって。今までは、“守ってあげたくなるアイドル”っていたけど、あなたのことをお守りしますっていう、“守ってくれるアイドル”が出てきてもいいんじゃないかなと思います」と、アイドル界、プロレス界のニューウェイヴ到来を期待する発言。さらに新井は「かつてアイドル戦国時代と言われてましたけど、これからは、アイドルプロレス戦国時代っていうのをアプガが盛り上げていきたいなと思います!」と熱くコメントした。

会見には、アプガ(プロレス)のメンバーが試合を行なう団体である、東京女子プロレスから山下実優選手が参加。「私も個人的にアイドルが好きで、アプガさんも大好きなんです。今回、アプガ(プロレス)の企画を聞いたときは、なんて最強の企画はなんだと思いました。アプガ(プロレス)の選手は、東京女子プロレスの妹分でもあるので、私たちもワクワクしてます。少しでも興味を持ったらぜひ応募してください」と、期待感たっぷりにコメントした。

そして、アプガ(プロレス)の練習やフィジカル面を担当する、BODY PLANT六本木ジムの足立光も会見に登場。「今までジムでは、格闘技、プロレスではオカダカズチカ選手など、多くの選手、チャンピオンを排出してきました。僕は、アプガのフィジカルトレーナーを担当してるんですが、今回、強く美しい女性の体作りをしたいので、とても楽しみです。私もやってみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひチャレンジしてください!」と、真の強さを持つ完璧なボディ作りを約束した。

2人のコメントを受けて、高木は「ほんとに強力なタッグパートナーが揃っているので、必ずや、アプガ(プロレス)に応募してくれるみなさんを、戦って歌って踊れるアイドル、プロレスラーに育てたいと思ってます」と確約。さらに高木は「(アプガメンバーの)佐藤綾乃さんも秋に卒業を控えてますが、もしよかったら卒業後にどうですか?」とまさかの勧誘。佐藤は「メンバーとの再会が、ムキムキになってかっこよくなってっていうのもありかなって、検討します(笑)」とにこやかに返答。

高木の勧誘はまだまだ続き、アプガ(2)の高身長、吉川茉優にも「身長170センチ?! いけますよ」と目をつける。吉川は、「私も、夢を諦められないってキャッチフレーズにビビッときてアプガに入ったばかりなんですが、また新しい仲間が増えるのは、すごくうれしいなと思います。あと、妹分が増えるってことで、2期もうかうかしてられないなと思います」と、妹分のできるうれしさと、アプガ(2)としてますます向上していかなければという意気込みを見せた。

会見の終盤、記者からの「何人くらい選手を集める予定か?」の問いに、高木は「東京女子プロレスへの継続参戦も考えておりますので、4〜5人とは思ってるんですが、あまりにもいいなって子が20人くらい集まったら、団体を旗揚げしちゃおうかなと思ってます」と、アプガ(プロレス)の団体化構想も口にした。「もし人数が集まった場合、ひとつの大会で、試合もやってライブもやるのありうるか?」との問いには、「もちろんです。昔の全日本女子プロレスさんでは、ビューティーペアさんとか必ず歌を歌ってたんですよ。僕の思う女子プロレスというのは、歌と試合の融合じゃないかなと思うので、それが、アプガ(プロレス)で実現できればと思います」と返答した。

さらに、佐保に「もしリングデビュー決まったら、リングネームは?」という質問がされると、佐保は「“佐保黒帯”という名前にしたいと思います!」と回答。高木は「“佐保黒帯”は、斬新でいいと思います(笑)。佐保さんの場合、空手家対プロレスラーとか異種格闘技戦でもいいと思いますね」と、アプガ(プロレス)が、ボーダーレスな戦いの場になるかもしれないことを示唆。また、アイドル好きでBerryz工房の「ジンギスカン」を入場曲にしている山下選手に、「アプガ(プロレス)ならではの強みは?」という質問がいくと、山下選手は「やっぱりアイドルということで、キラキラしてるのが強みだと思います。なので、アプガ(プロレス)が、近い将来リングに上がったら、華もあるし歌って踊って戦える、世の中のトレンドになると思います」と、アイドルとプロレスラーのミクスチャーであるアプガ(プロレス)が、新たなトレンドセッターになる可能性を秘めていると語った。

■アップアップガールズ×DDT 新プロジェクト

☆アップアップガールズ(プロレス)オーディション開催!!
真剣にプロレスラーを目指し、そして真剣にアイドルを目指すプロジェクトです。 プロレスラーとして日本武道館メインイベント、アイドルとして日本武道館単独公演を目指します!オーディション合格者はアップアップガールズ(仮)の妹分グループとして、8月27日に横浜アリーナで行われる@JAM EXPOにて、アイドルステージデビュー(勝手に予定)、2017年中にCDデビュー、1月に予定される東京女子プロレス後楽園ホール大会でプロレスデビュー、以降定期参戦予定です。アイドルでプロレスラー!!世界最強のアイドルを目指す女はここに集まれ!

応募資格:2017年5月24日時点で中学生~23歳の女性。応募の際、芸能プロダクション等の芸能活動を行う団体に所属及び契約等をしていない方。プロレス団体に所属及び契約等をしていない方。合格後、都内で平日夕方より行われる練習に週3日以上参加出来る方(夢を諦められない人は参加資格が無くても応募は可)応募〆切は6月18日までオーディションの詳細は→http://www.yum-audition.jp

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