スピッツ、生田斗真×広瀬すず『先生!』に主題歌書き下ろし

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スピッツの新曲「歌ウサギ」が、映画『先生!』(10月28日(土)全国公開)の主題歌に起用されることがわかった。

◆映画『先生!』関連画像

『先生!』は、別冊マーガレット(集英社)で7年間にわたって長期連載された河原和音の同名コミックを三木孝浩監督のメガホンで実写化した作品。主人公・島田響を広瀬すず、彼女が思いを寄せる高校教師・伊藤貢作を生田斗真が演じる。

連載当時、スピッツの楽曲を聴きながら物語の世界感を膨らませていたという原作者・河原和音と、同じく制作準備段階から彼らの曲を聴いていたという三木監督。主題歌となる「歌ウサギ」は、両者をはじめとする製作側からの熱いオファーに応え、本作のために書き下ろされた楽曲だという。なお、スピッツが書き下ろしの新曲で実写映画主題歌を担当するのは、2008年公開の『櫻の園 ‐さくらのその‐』以来およそ9年ぶりとなる。

今回の発表に際して、スピッツと三木孝浩監督、原作者の河原和音は、次のようにコメントを寄せている。

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■スピッツ コメント

恋愛は大体がキレイ事ではありません。でもそんな中で悩んでもがくのが醍醐味だとオジさんたちは思うのです。
恥ずかしい思い出と向き合いながら作った曲ですが、この可愛い恋愛映画に寄り添うことが出来れば幸いです。

■三木孝浩監督 コメント
スピッツさんの歌は僕にとってずっと、片想いの音楽でした。
届かぬ想いのほろ苦さや、たわいもない卑屈な自己憐憫を優しく包んで肯定してくれる、あの頃の自分にとって無くてはならない存在でした。今回そのスピッツさんにお願いすることができて、本当に嬉しく思います。
この主題歌「歌ウサギ」も、大人になっていくことへの寂しさをどこかで感じながら甘い感傷がたまらなく心地よい、『先生!』の世界をより深く増幅させてくれる最高の曲になったと思います。
エンドロールでこの曲を聴きながら、観客の皆さんが誰かをひたむきに想っていた頃を思い出してくれたら嬉しいです。

■原作者・河原和音 コメント
先生!を描いていた時、ちょうどスピッツさんばかり聴いていたので、主題歌がスピッツさんの新曲だと伺った時は畏れ多いな、幸せだなと思いました。拝聴して、優しくて噛み締めたくなる曲と歌詞で、特に後半部分は漫画を描くとき自分もそういう表現をしていきたい!と思いました。
恋に関して私自身も、漫画の中のキャラ達もみんな悩んでいるので勝手にリンクさせています。

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なお、「歌ウサギ」は7月5日(水)に発売されるスピッツの結成30周年シングル・コレクション・アルバム『CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-』に収録されることが決定している。

▲『CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-』

■作品情報

『先生!』
2017年10月28日(土)新宿ピカデリー 他全国ロードショー
原作:河原和音『先生!』(集英社文庫コミック版) (※1996年~2003年)
主題歌:スピッツ「歌ウサギ」(ユニバーサルJ)
監督:三木孝浩  脚本:岡田麿里  制作プロダクション:ドラゴンフライ エンタテインメント
出演:生田斗真 広瀬すず 竜星涼 森川葵 健太郎 中村倫也 比嘉愛未 八木亜希子 森本レオ
製作:映画「先生!」製作委員会  配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)河原和音/集英社 (C)2017 映画「先生!」製作委員会  公式HP:sensei-movie.jp  公式Twitter:@sensei_movie

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