アコースティックピアノのアクション機構と最新デジタル音源技術を搭載した「AvantGrand」シリーズ新モデル「NU1X」

ポスト

アコースティックピアノづくりのノウハウと最新のデジタル技術を融合させることで、グランドピアノの演奏感とプレイヤーの各種ニーズに応える機能を両立させたヤマハのハイブリッドピアノ「AvantGrand(アバングランド)」が5年ぶりにリニューアル。新機種「NU1X」とカラーバリエーションモデル「NU1XPBW」が登場、10月24日より発売される。

「NU1X」は、アコースティックのアップライトピアノと同様のアクション機構と木製鍵盤を、最新の音源や精巧なセンサー、音響技術と組み合わせることで、グランドピアノさながらの演奏感と、豊かな表現力を実現。繊細なピアニッシモから力強いフォルティッシモまで、演奏者のイメージ通りに表現することができるモデルだ。カラーはピアノらしい伝統的な「鏡面艶出し仕上げ」(NU1X)と、上品な白色の「ブリリアントホワイト鏡面艶出し仕上げ」(NU1XPBW)の2タイプをラインナップする。


▲鏡面艶出し仕上げの「NU1X」


▲ブリリアントホワイト鏡面艶出し仕上げの「NU1XPBW」

音源には、ヤマハのコンサートグランドピアノ「CFX」と、ベーゼンドルファーのフラッグシップモデル「インペリアル」から新たに収録した音を含む15音色を搭載。これらの音源をより豊かに響かせるために、最新の音響技術「バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)」を採用。打鍵した弦の振動が他の弦や響板などに伝わることで生まれる共鳴音をシミュレートして再現することで、グランドピアノを思わせる深みのある音色を生み出す。

ヘッドホン着用時に臨場感ある自然な音を楽しめる「バイノーラルサンプリング」にも注目。ヘッドホン装着時専用の「CFX」音源では、奏者の耳と同じ位置にマイクを置き、聞こえてくるピアノ音をそのまま収録。立体的な響きが再現され、あたかもピアノ本体から音が響いてくるような体験ができる。さらにBluetooth接続にも対応。スマートフォンやタブレット内の曲を楽器で再生させながら演奏することも可能となっている。

アコースティックのアップライトピアノに比べ軽量・コンパクトなのも魅力の一つ。奥行きは463mm、高さは約1mと圧迫感がなく、どんな部屋にも設置しやすいサイズ。その一方で外観は、アコースティックピアノを思わせる上質感や高級感を備えつつ、どんな部屋にもマッチするスタイリッシュなデザインに仕上げている。


製品情報

◆NU1X
価格:オープン
◆NU1XPBW
価格:オープン
発売日:2017年10月24日
この記事をポスト

この記事の関連情報