【インタビュー】DROP DOLL、メジャーデビューの先に見る未来「3人で1つ」

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■3人で1つ(J)

──メジャーデビューを目前に控えた今はどんな心境?

U:大きな1つの目標だったのでメジャーアーティストとして胸を張れるようにこれからも切磋琢磨していきたいですね。新しいスタートラインに立って、さらに上を目指して技術も磨いて3人で一緒にやっていきたい。

J:3人で1つなので、そこは忘れないように。

──記念すべきメジャーデビューシングル「未完成なDreamer」は爽快なナンバーで“いつだって WE ARE でいたい”とか“必ず掴める キミとなら”という歌詞がDROP DOLLと重なりますね。

I:「未完成なDreamer」には前向きな歌詞がたくさん入っているんです。自分たちもどんどん前に進んでいきたいし、目標を持っている人たちの背中を押せるような、みんなの心に突き刺さる曲になるといいなと思っています。これからも輝いていきたいという気持ちを込めて演奏しています。

J:夢に向かって走り続けている私たちの等身大の曲なので、同世代の人たちが勇気をもらえる曲になったら嬉しいですね。早いビートなのでドラムは難しかったんですが、今は演奏していて楽しいし、私の歌から始まる曲なので、しっかり伝えられるように想いを込めて歌っています。

U:Jも言ったように等身大の歌詞で“WE ARE でいたい”とか“一人じゃないと想えたんだ”っていうところが好きですね。メジャーデビューシングルにピッタリの曲だと思うし、明るい曲調の中にも切なさとか、いろんな感情が入っているので共感していただける部分があると思うし、応援歌としても背中を押せる曲になっていると思います。


──テレビ番組『バズリズム02』で聴いている人もいると思いますが、リアクションは返ってきてますか?

U:『バズリズム02』は毎週、録画していた好きな番組なので嬉しかったし、応援してくれる方から「見たよ」とか「聴いたよ」ってコメントをいただいて実感がわきました。何度も巻き戻して見ちゃいました。

I:一緒だあ!(笑)。

──ミュージックビデオには制服姿で学校で演奏しているシーンが出てきますね。

U:演奏シーンは生徒さんたちが使ってるリアルな学校の音楽室に照明をつけていただいて撮影したんです。

J:照明がついたら、まるでライブハウスみたいな雰囲気になってね。

I:楽しかったです。待ち時間にみんなで写真撮りに行ったんですけど、すごく大きな虫が出てきちゃって騒いでました。夜の学校で撮ったので暗いからよけい怖くて。

J:今まで聞いたことがないような大声で2人が騒いでるから、声のほうにビックリしてお化けでも出たのかと思った(笑)。

U:Jは後ろのほうにいたからね。

──絶叫系のアトラクション並みの声が。

J:悲鳴がスゴかったですね。

▲J(Dr&Vo)

──(笑)。そしてカップリングの「We Go」には総合格闘家のKINGレイナさんがDROP DOLLのミュージックビデオをYouTubeで見て試合の入場曲に使ったというエピソードがある曲なんですよね。

U:まさか入場曲に使ってもらえるなんて思ってなくて、3人で福岡まで応援しに行ったんですけど、自分たちの音楽が流れているのを会場で聴いて興奮しました。「We Go」の歌詞は“さあ立ち上がれ”とかメッセージ性が強いので戦う方の応援歌にもなればいいなって。

J:「We Go」は「未完成なDreamer」や「JUST MY WAY」のような爽やかな曲ではなく、力強くてこれこそロックって感じの曲なので、3人とも届くように心から歌っています。

I:私はサビの最初の部分を歌っていて“いつも cry cry cry cry cry”って繰り返して歌う箇所が好きです。Uが言ったようにメッセージ性が強くてみなさんの耳にも残る曲なので歌っていて気持ちいいです。

──3曲の中で最も攻めてる曲ですよね。初のオリジナル曲「JUST MY WAY」は初めてミュージックビデオを撮った曲なんですよね。

I:はい。Jが高1、私とUが中3の時に撮ったんですけど、初めてだったので、まず照明に感動しました。水槽を上のほうに設置して本物の水を入れて揺らせて、それに反射した光を背景にして撮ったのにビックリしたのと同時に3人ともテンションが上がって。

U:3人でいろいろなアーティストさんのミュージックビデオを見てあれこれ話していたので、実際に憧れの撮影現場にいること自体も嬉しかったですね。

──数え切れないぐらい練習した最初の曲なので思い入れもあると思います。

J:はい。“100点じゃなく100%の私”っていう歌詞が出てくるんですけど、まさに今の私たちは1曲、1曲を100%の力でやっているし、音楽を始めすべてのことにそうありたいと心がけているので、自分たちと重なる曲ですね。

I:サビの“一瞬の青春”という歌詞もそうですね。そこは3人で一緒に歌ってるんですけど、思いきり気持ちをぶつけてます。私たちも青春の全てを賭けてDROP DOLLをやっているので。

──デビューシングルの3曲はライブに欠かせない曲ですか?

U:はい。

──最後にDROP DOLLの夢を教えてください。

U:私たちの夢はより多くの人たちにDROP DOLLの音楽を届けることです。大きな会場でライブをしたいという想いもあるんですけど、大人と子供の境目でしか感じられない想いをみなさんに共感してもらえたり、背中を押せたら嬉しいし、明るくポップなナンバーだけではなくロックだったりバラードだったり、型にハマらず、いろいろな曲にチャレンジしたいと思っています。

J:私もたくさんの人に聴いてほしいし、DROP DOLLの曲を聴いて「元気が出た」って言ってもらえるのがいちばん嬉しいので、これからも伝えたい気持ちを音楽にぶつけていきたいと思っています。

I:バンドが好きでやっているのはもちろんですけど、聴いてくださる方を勇気づけたいと思っているので、目標に向かって一緒に走っていきたいし、みなさんの夢を叶える力に少しでもなれたらと思っているので、DROP DOLLはずっと続けていきたいです!

取材・文◎山本弘子



New Single「未完成なDreamer」

2017年12月13日(水)発売
■初回盤(CDMS+DVD)
TKCA-74614 ¥1,667+税
■通常盤(CDMS)
TKCA-74615 ¥1,204+税

[CDMS]
M1. 未完成なDreamer
M2. We Go
M3. JUST MY WAY
[DVD]
JK★ROCK(Short Story Music Video)

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