元ムーディー・ブルースのレイ・トーマス、殿堂入りを前に急逝

ポスト

ムーディー・ブルースの創設メンバーの1人、レイ・トーマス(フルート/ヴォーカル)が、1月4日英国サリー州にある自宅で亡くなった。彼のレコード会社Cherry Red Records/Esoteric Recordingsが日曜日(7日)Facebookにてその訃報を伝えた。12月29日に76歳の誕生日を迎えたばかりだった。

◆レイ・トーマス画像

トーマスは、1964年に英国バーミンガムでバンドが結成されてから、2002年健康上の問題により脱退するまでムーディー・ブルースで活躍した。

死因は明かされていないが、2014年に癌と診断されていたと伝えられている。



ジョン・ロッジ(B/Vo)は、「レイと僕は14歳のときからずっと一緒に、この魔法のような旅を続けてきた…星をつかもうと手を伸ばしたバーミンガム出身の2人の子供たち…僕らはそれを一緒に成し遂げた。El Riot 君はこの先ずっと僕の傍らに」と、長年の友人を追悼している。

ムーディー・ブルースは先月、ロックの殿堂入りが決まり、レイ・トーマスも4月に開催されるセレモニーで、グレアム・エッジ、ジャスティン・ヘイワード、デニー・レイン、ジョン・ロッジ、マイク・ピンダーらと共にその栄誉が称えられるはずだった。

合掌。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報