寺嶋由芙のニューALに収録、最果タヒ作詞作品「きみが散る」の曲を公募

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4月25日(水)に発売となる寺嶋由芙の2ndアルバムの収録曲であり、詩人・最果タヒによる作詞の「きみが散る」の“曲”をプロ・アマ問わず本日1月25日(木)から公募している。

いわゆる“詞先”によって、最果タヒの文学的で美しい“詩”が完成した。この詩を活かす曲を広く公募し、選び抜かれた1曲が実際に寺嶋由芙のニューアルバムに収録される。寺嶋由芙に自分の曲を歌って欲しい人、最果タヒの歌詞に自分の曲を当てたい人は、テイチクHP内の詳細ページ(http://www.teichiku.co.jp/artist/yufuterashima/compose/)から応募いただきたい。

今作に関して、最果タヒ、寺嶋由芙は下記のコメントを寄せた。

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【最果タヒ コメント】

痛みのないままで生きていくことはどうやってもできない。でも、だからといって痛みを肯定できるわけもなく、忘れたいとすら願う中で、引き裂かれそうな瞬間に見た景色が、言葉が、音楽が、自分のなかに蓄積されていくのを感じている。そこには目を背けたくなるものもある、けれど、愛おしくなるものもまた、存在していて、涙で歪んだイルミネーション、次のページに進めなくなった小説、そうしたものがあるからこそ、私は過去と共に生きることができるのかもしれなかった。
失恋をテーマに依頼されて、「痛み」そのものを描こうとして書きはじめた言葉でした、それでも書くうちに、その先にある、生きていくしかない未来へと、つながる言葉に変わっていった。それは、寺嶋さんが歌うその瞬間を想像して書いていたからじゃないか、と思っています。届く、届けていくということにとても誠実な彼女に、歌詞を書けたこと、本当に幸せに思います。
音楽の中に、歌声の中に、自分の言葉が存在することは、私にとってとても光栄なことです。言葉そのものの色や強さが変わっていくだけでなく、言葉と言葉のはざまにある、真っ白な幾つもの時間に、色彩が、光が、さしていくような、そんな贅沢な時間だと思っています。公募でお願いすることに恐縮もしていますが、よかったらぜひ、曲をつけてみてください。心の底から、楽しみにしています。

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【寺嶋由芙 コメント】

最初に歌詞をいただいた時から、「きみが散る」は、2ndアルバムにおいて、そして今後の寺嶋由芙にとって、きっと大切な曲になるのだろうな、という気がしています。これからもアイドルとして頑張っていきたいからこそ、アイドルの範疇におさまらない作品を届けられるようになりたい、「きみが散る」はそのためのチャンスでありハードルであると思っています。最果さんが書いてくださった、切なくも前向きな歌詞の世界を表現し、たくさんの方にお届けできるよう、私も精一杯努力しますので、メロディーでお力添えいただけると嬉しいです。初めての試みでドキドキしておりますが、たくさんのご応募お待ちしております、よろしくお願い致します!

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また、アルバムの発売に先駆けて昨年2017年のツアー東京公演で初披露された「背中のキッス」がバレンタインデーである2月14日(水)に先行配信シングルとしてリリースされることも決定した。

アルバム『タイトル未定』

2018年4月25日(水)発売
初回限定盤(CD+DVD):TECI-1578(TEBI- 37502)/¥3,500(tax in)
通常盤(CD) :TECI-1579/ ¥3,000(tax in)

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