ジューダス・プリーストのグレン・ティプトン、パーキンソン病によりツアー活動中止

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ジューダス・プリーストのギタリスト、グレン・ティプトン(70歳)が、10年ほど前から患うパーキンソン病の症状が進行したため、ツアー活動から離れることを発表した。

◆ジューダス・プリースト画像

バンドは月曜日(2月12日)、「グレン・ティプトン/ジューダス・プリースト、パーキンソン病と診断される」と、以下のような声明を出した。

「10年前、グレンはパーキンソン病の初期の兆候があると診断された-それから最近まで、グレンはいつもそうだったように、非常に重要である自身が定めたパフォーマンスと品質の基準を維持しながら、偉大なヘヴィ・メタル・ギター・プレイヤーとして生きてきた。

現在、グレンはプレイ可能で、比較的困難ではないプリーストの曲をパフォーマンスすることはできるが、パーキンソン病の進行の性質上、彼は、今後ツアーを行なわないことをみんなに知らせたいと思っている。

“ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン”というメタル・スピリットに従い、グレンはアンディ・スニープに、ステージで彼の代わりに旗を掲げてくれるよう依頼した。

『ジューダス・プリーストがツアーを続けるのは必須で、俺はバンドを脱退するわけじゃないことをみんなに知って欲しい-単に俺の役割が変わったってだけだ。プリーストをぶっ放せるって感じたときステージに上がる機会はあると思ってる! だから、俺はそれほど遠くない将来どこかの時点で、俺らの素晴らしいメタル・マニアに再び会えることを本当に楽しみにしている』

ロブ、リッチー、イアン、スコットはこう話す:

『俺らはこの数年、グレンの決意と不動のコミットメントを目のあたりにする光栄に浴してきた。プリーストとの作曲、レコーディング、パフォーマンス・セッションを通じ、彼の情熱、自分を信じる心を示してきた-彼は本物のメタル・ヒーローだ。

Firepowerツアーを全うすべきだと、グレンが主張したことは驚きではない。そして、俺らに加わり、グレンの望みを叶えてくれるアンディに感謝する-グレンが言った通り、俺らもこのツアーのどこかで彼を迎えることを楽しみにしている…。グレン、愛してるぜ!』」

来月初め、ニュー・アルバム『Firepower』をリリースするジューダス・プリーストは、3月13日から<Firepower>世界ツアーをスタートする。現時点で8月10日まで北米、ヨーロッパで60公演近くが予定されている。


Ako Suzuki
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