チャットモンチー「私たちなりの死んだふりをつめこみました」

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チャットモンチーが、榮倉奈々と安田顕によるW主演映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)の主題歌を担当する。

◆映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』場面写真

この映画は、2010年にYahoo!知恵袋に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問が話題を呼び、その内容にインスパイアされたボカロP・ほぼ日Pがボーカロイド・初音ミクで作った同名のオリジナル曲が200万回以上の再生数を記録、翌年にはコミックエッセイ化され、今回の実写映画化へと繋がった作品。

不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえを榮倉奈々が、超フツーで冷静なちえの夫・じゅん役を安田顕が演じる。

チャットモンチーによる映画のタイアップは今回で4作目。本作のために書き下ろした愛らしさたっぷりのハートフルな楽曲が、夫婦ふたりの関係と想い、そして“死んだふり”に隠された妻から夫への秘密のメッセージをポップでキュートに表現する。楽曲タイトルは後日発表されるので続報を待とう。

なおチャットモンチーは、2018年7月に完結(解散)することを発表している。

▲映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』場面写真
(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

■チャットモンチー コメント

オファーを受けた時は、好きな出演者の方々で、しかもとても気になるタイトルで嬉しかったです。
どの死んだふりも面白くて可愛らしくて、人の家の中には自分の知らない宇宙が広がっているんだなあと感動しました。
作った曲には、私たちなりの死んだふりをつめこみました。
愛すべき2人の自由さの余韻になれれば最高です。

■榮倉奈々 コメント

ポスターからは想像がつかない程、人生についての深いテーマが描かれている映画になっています。
しかし、とても温かい気持ちになる映画でもあります。
物語の最後に流れるチャットモンチーさんの澄んだ綺麗な歌声に包まれて、足取り軽やかに映画館を後にすることができるような気がします。鮮やかな彩りを加えていただきました。

■安田顕 コメント

曲中の“愛する君 自由な君”という言葉が、この映画のヒロインに、しっくりくるのではないでしょうか。
チャットモンチーさんのキュートでキャッチーなロックが映画に彩りを与えてくださることに、感謝申し上げます。

■李闘士男監督 コメント

橋本さんも福岡さんも、とてもキュートな方でした。
で、映画の冒頭シーンを少し見せたら、笑ってくれて、、、それだけもう好きになりました。
こうなると、上がってくる楽曲に間違いはないのです。
チャットモンチー独特のリズムとメロディーが、チャーミングに映画のエンディングを飾ってくれています。
ちょっと変な感じがするのも、この映画と同様に良いのです。

■宮前泰志プロデューサー(カラーバード) コメント

チャットモンチーさんは、独特な世界観を持ち、一曲一曲に全力を出されている印象を持っていまして、映画に出てくる不器用だけれども一生懸命お互いのことを想い合っているデコボコ夫婦の映画にはぴったりだと思いました。完成した楽曲も、お二人の強いメッセージがストレートに刺さる素晴らしい曲です。本作には色々な夫婦が登場します。楽曲を聞きながら、何通りもの愛のカタチについて想いめぐらし、愛おしい気持ちになりました。

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』

2018年6月8日(金)公開
榮倉奈々 安田顕 大谷亮平 野々すみ花
原作:『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(PHP研究所刊/作:K.Kajunsky 漫画:ichida)
監督:李闘士男「神様はバリにいる」  脚本:坪田文「コウノドリ」
配給:KADOKAWA (C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

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