ザ・カーズ、ロックの殿堂のリハーサルを機に「もっと曲を作るべきだと思った」

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ザ・カーズのフロントマン、リック・オケイセックはこの数年、音楽活動から離れアートの制作に専念してきたそうだが、ロックの殿堂入りが決まり、リハーサルで久しぶりにメンバーが集まりプレイしたとき、もっと曲を作るのもいいなと思ったそうだ。

◆ザ・カーズ画像

週末(4月14日)開かれたロックの殿堂セレモニーで『Rolling Stone』誌のインタビューに応じた彼は、「数年ぶりにリハーサルでプレイしてみてどうだったか?」と問われ、こう答えた。「かなり良かったよ。初日はちょっと不安定だったけど、すぐにスムーズになった。自転車に乗るようなものだよ」

これをきっかけにツアーを始めることはないのかとの質問には「みんな、僕を見る。やりたくないって思ってるのは僕だけみたいだからね。エリオットとグレッグは多分やりたがってる。僕は、わからないな」と答えたが、「ほかのアートをやってて、音楽はしばらくご無沙汰だった。でも、こう言っとくよ。このリハーサルを始めてから、多分、もっと曲を作るべきだと思ったよ」と、話した。



ザ・カーズが最後にアルバムをリリースしたのは2011年。ライブ・パフォーマンスもその年8月に出演した<Lollapalooza>フェスティバル以来だった。ロックの殿堂式典では「My Best Friend’s Girl」「You Might Think」「Moving In Stereo」「Just What I Needed」をパフォーマンスし、故ベンジャミン・オールの代わりに、ウィーザーのスコット・シュライナーが参加した。

ザ・カーズは、彼らの大ファンであるザ・キラーズのブランドン・フラワーズからの紹介により殿堂入りした。





Ako Suzuki
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