アリアナ・グランデ、初めてインタビューでマンチェスター爆破事件について語る

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アリアナ・グランデが、昨年5月、彼女が公演を開いた英国マンチェスター・アリーナで起きた爆破事件について初めて深く語った。

◆アリアナ・グランデ画像

アリアナは『TIME』誌のインタビューで、その話題が出ると悟った途端、ジャーナリストがまだひと言も発する前から、激しく泣き出したそうだ。そして、涙をこらえ「ごめんなさい、最善を尽くします」と、こう話したという。

「とてつもない喪失や痛みに苦しんできた人達がたくさんいる。そのプロセスは大変な時間がかかる」「ものすごくネガティブなこと。全くもって人間性における最悪の出来事だった。だから、私はああいうリアクションを起こすよう最善を尽くしたの。あんなことが起きて、それに負けただなんて私のファンには絶対思って欲しくなかった」

「音楽はこの世界で最も安心できるものであるべきで、だから、いまでも毎日、私の心は重いんだと思う。自分が改善できることがもっとあったらいいのに…。時間が経てば話すのが楽になるとか、癒されるって思うでしょうけど、私はいまでも毎日、安らぎが訪れるのを待っているし、まだとても辛い」

2017年5月22日、アリアナのコンサート終了直後、会場入り口付近で起きた自爆テロにより、小さな子供を含む22名が死亡した。BBCによると800名以上の人が身体もしくは精神的に傷を負ったという。アリアナはその2週間後にマンチェスターへ戻り、被害者たちを見舞うと同時に、犠牲者を追悼、支援し、<One Love Manchester>公演を開催した。

アリアナは先月、この事件について歌ったと考えられているシングル「No Tears Left To Cry」をリリース。夏に、事件後初めて制作されたニュー・アルバム『Sweetner』を発表する。

Ako Suzuki

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