元フリートウッド・マックのギタリスト、ダニー・カーワン、死去

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フリートウッド・マックは週末、バンド初期のギタリスト、ダニー・カーワンが、6月8日、英国ロンドンで亡くなったことをFacebookを通じ伝えた。68歳だった。

◆フリートウッド・マック画像

カーワンは1968~1972年、フリートウッド・マックに在籍。サード・アルバム『Then Play On』(1969年)やコンピレーション・アルバム『English Rose』(1969年)、『Blues Jam At Chess』(1969年)、4枚目のスタジオ・アルバム『Kiln House』(1970年)、5枚目『Future Games』(1971年)、6枚目『Bare Trees』(1972年)などでプレイした。

ミック・フリートウッドは、「ダニーの真のレガシーは、僕の心の中、フリートウッド・マック初期に彼が作り、ビューティフルに演奏した、50年以上も存続し続ける音楽と共に永遠に生き続ける。ありがとう、ダニー・カーワン。とても寂しくなる!」との追悼の言葉を寄せた。



カーワンは1998年、ミック・フリートウッド、ピーター・グリーン、ジョン・マクヴィー、スティーヴィー・ニックス、リンジー・バッキンガム、クリスティン・マクヴィー、ジェレミー・スペンサーと共に、フリートウッド・マックとしてロックの殿堂入りを果たした。

フリートウッド・マック脱退後、ソロ活動を始めたが、商業的に成功せず、カーワンは1993年、英国の新聞『Independent』のインタビューで、ホームレス同然の状態だと明かしていた。

合掌。

Ako Suzuki
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