PAYFORWARD、渋谷でインストアライブを開催

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海外在中の新人アーティスト小西玲太朗がコンポーザー/ヴォーカルを務める音楽プロジェクトPAYFORWARDが、7月4日(水)に1stミニ・アルバム『INFLATION』をリリース。その発売を記念し、渋谷の街をジャックした。

リリース当日には渋谷MODIにてインストアライブが行われ、数百人のオーディエンスが詰めかけるほどの大盛況に。ライブが始まるや否や、「#ぺイフォワ」のワードがTwitterのトレンド入りを果たすなど大きな賑わいぶりを示した。


そして、7月7日(土)に二回目となるインストアライブがタワーレコード渋谷店にて開催。店舗入口、エスカレーター横の壁にはPAYFORWARDのポスターがズラッと並び、会場はオープン時から不思議な高揚感に包まれていた。

午後13時、いよいよインストアライブがスタートすると、大きな拍手で迎えられステージにメンバーが登場。「今日はアットホームにいきたいと思いますので、気楽に観ていってください」と気負わないMCでオーディエンスを歓待すると、まずは「NewORDER」を披露した。体が自然と動き出すアップテンポな曲調に合わせて手拍子をするオーディエンスの姿が印象的だ。二曲目「Q&A」では、オーディエンス一人一人に目線を合わせながら力強い歌声を聴かせる。このまま曲が終わらなければいいな……と思わせるエモーショナルな時間が流れ、終盤には拍手喝采が起こった。


MCでは、「真剣に世界を変えていきたいと思って音楽活動をしています」と熱い想いを語り、その流れから『INFLATION』のリード曲「Monograph」を披露し、会場を温かなムードで包み込んだ。拳を胸に強く当てながら全力で歌いあげる姿には、思わず目が釘付けになる。続いて披露したのは「人型のラブレター」。ステージ上を歩きながら、よりオーディエンスの近くで寄り添うように歌い上げていた。

ライブ終盤、「僕の届けたい音楽は“共感”じゃない。“提案”がしたい」と胸の内を明かしたボーカルの小西玲太朗。音楽に人生を変えてもらったという自身のエピソードを振り返りつつ、「ペイフォワの音楽を聴くことで今までとは違う物の見方ができたり、新たな価値観が芽生えれば……」と、作品に込めた想いを噛みしめるように吐露する。そして「今日は出会ってくれてありがとう」という言葉とともに「レシピ」を優しく語りかけるように歌い、インストアライブはフィニッシュを迎えた。

インターネットやSNSの普及によって、より人と人との繋がりを大切にしていく必要性が生まれつつある現代社会。そんな中で、PAYFORWARDの楽曲は“自分自身の生き方や考え方にもっと自信を持っていいんだ”と感じさせてくれる。曲それぞれに強いメッセージを織り込みながら歌う彼に、さらなる期待を寄せたくなるインストアライブだった。

PAYFORWARDは年内中に新曲リリースやワンマンライブを予定している。


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