あらゆる楽器でサスティン/ソステヌートを可能にする「PLUS PEDAL」

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あらゆる楽器にピアノのソステヌートペダルのような効果を適用することができるペダル、「PLUS PEDAL」がGamechanger | Audioから登場した。

メディア・インテグレーションがラトビアのGamechanger | Audio社製品の日本国内でのディストリビューションを開始した。その第一弾となるのが、NAMM SHOWでも話題になった「PLUS PEDAL」だ。

「PLUS PEDAL」は、あらゆる楽器でサステイン/ソステヌートを可能にするペダル。ギターやベース、チェロなどの弦楽器、トロンボーンなどの管楽器……どんな楽器でもペダルを踏めば、入力された音を持続させることが可能。さらに次の音を重ねて演奏することができる。メロディックな演奏を持続するレイヤー・サウンドへ瞬時に変化させられるというわけだ。まずは動画でそのサウンドをチェックしてほしい。


このユニークな効果は、Gamechanger | Audioが独自に開発したオーディオ・アルゴリズムにより実現したもの。楽器の音声信号のごく一部をリアルタイムでキャプチャ、サンプリングし、シームレスで温かみのあるサスティン・ループを生成する。既存のグラニュラー・シンセサイザーなどと異なり、楽器の音声信号の高解像度レコーディングを常に実行しており、いったん機能を有効にすると、リアルタイム・サンプリング・アルゴリズムが、最新のオーディオ信号から即座に円状のマイクロ・ループを生成するという。

こうした仕組みを理解するのは難しく感じるが、選択したノートやコードの最後の部分だけを正確に捉えるスマート・ルーパーとして考え、持続音の生成に使用すればOK。結果として得られるサスティン・レイヤーは、オリジナルの楽器と区別することが難しいほど違和感のないもの。さらに望むサスティン・サウンドを得るために、4つのノブで細かく調整することも可能だ。


▲リアパネルにはIN、CLEAN OUT/FSW、OUTを、右側面には外部機器とのエフェクトループを可能にするSEND、RETURNの端子を配置。


▲トップパネルにはピアノを思わせるペダルと、入力ソースに合わせて調整できる4つのつまみを用意。

ペダル本体は、“戦車のような”頑丈さで作られている一方、エレガントなデザインでアカデミックな舞台から重厚なペダルセットまでさまざまなシチュエーションにフィット。他のエフェクト・ユニットと組み合わせる際にはドライ/ウェットいずれを出力信号とするかを選択可能。別売りのフットスイッチを追加し、ウェット・オンリー・モードを有効にすると、すべてのドライ信号を除外した、サスティン・レイヤーのみを再生する楽器に変貌させることができる。さまざまな楽器での使用例、サウンドは製品ページでチェックを。


▲ウェット音のみの出力が可能になる専用のフットスイッチをオプションで用意。


製品情報

◆PLUS PEDAL
価格:40,000円(税別)
◆FOOT SWITCH FOR PLUS PEDAL
価格:5,500円(税別)
発売日:2018年7月19日
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