サザンオールスターズ、黒木華×野村周平『ビブリア古書堂』主題歌に決定

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サザンオールスターズの新曲「北鎌倉の思い出」が、映画『ビブリア古書堂の事件手帖』(11月1日公開)の主題歌に決定した。

◆『ビブリア古書堂の事件手帖』関連画像

三上延の同名小説シリーズを原作とする『ビブリア古書堂の事件手帖』は、鎌倉の片隅にある古書店“ビブリア古書堂”の店主・篠川栞子と、彼女のもとに本を持ち込んだ縁から店を手伝うことになる青年・五浦大輔のふたりを中心に展開されるミステリー作品だ。栞子が驚くべき本の知識と優れた洞察力で2冊の古書にまつわる謎と秘密を解き明かしていくというストーリーで、栞子役を黒木華、大輔役を野村周平、大輔の祖母・絹子の若き日を夏帆、絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄役を東出昌大が演じている。


主題歌となるサザンオールスターズの「北鎌倉の思い出」は、8月1日発売のプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』に収録される最新曲だ。作詞・作曲はもちろん桑田佳祐。原 由子がボーカルを担当し、時空を超えて行き来する愛する人への思いがたおやかに歌い上げられる。なお、サザン名義の楽曲で原がボーカルを取るナンバーが映画主題歌になるのは本作が初めてだという。

楽曲制作前の桑田と原へ宛てて映画の本編映像と自らの思いを綴った手紙を渡していたという三島有紀子監督、そしてW主演を務める黒木華と野村周平は、楽曲について次のようにコメントを寄せている。

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■黒木華(篠川栞子 役)コメント
映画を観て(楽曲を)作ってくださったと聞いて感動しました。栞子さんと大輔の姿や、純文学の薫りのする歌詞を、原由子さんの鎌倉に吹いてくる風のような声で聞けて、本当に素敵です。早く皆さんにも聞いていただきたいです。

■野村周平(五浦大輔 役)コメント
「北鎌倉の思い出」はこの映画にぴったりな曲だと思います。聴いているだけで心が休まる、そんな曲はなかなかないと思いますので、映画を観ていただき、 最後にこの曲を聴いてまたビブリアの事を思い出してほしいです。

■三島有紀子(監督)コメント
桑田さんと原さんに、みんなで作り上げた映像とお手紙をお渡ししました。その返事としていただいた楽曲には「100年経った今も君を守ってくれる姿なき人の思いよ」という詩が刻まれていました。人の“思い”というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い“思い”を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です。

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■映画『ビブリア古書堂の事件手帖』

2018年11月1日(木) 全国ロードショー
原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
出演:黒木華 野村周平 夏帆 東出昌大
監督:三島有紀子 脚本:渡部亮平、松井香奈
(C)2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会  配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA

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