10代限定＜未確認フェスティバル2018＞グランプリは、マッシュとアネモネ

10代アーティスト限定の音楽フェス＜未確認フェスティバル2018＞が8月26日（日）に東京・新木場STUDIO COASTにて開催され、応募総数3,067組から「マッシュとアネモネ」がグランプリを勝ち取った。

◆＜未確認フェスティバル2018＞画像

＜未確認フェスティバル＞は、TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局で放送中の10代向け人気番組『SCHOOL OF LOCK!』と、インディーズ及び新人アーティストの音楽活動を支援する「Eggsプロジェクト」との共催による“音楽の甲子園”だ。会場となった新木場STUDIO COASTにはのべ4,100人のリスナーが来場し、全応募者の中からデモ審査・ネット審査・ライブ審査を勝ち上がった8組の10代アーティストがファイナルステージに挑んだ。

開会宣言を行なったのは、4代目の＜未確認フェスティバル＞応援ガールである高橋ひかる。「今日この日を、これまで誰も経験したことがない、最高の一日にしましょう！　それでは、＜未確認フェスティバル2018＞スタート！　叫べー！」と水色のエレキギターをかき鳴らし、元気いっぱいに開会を宣言した。


▲高橋ひかる

2018年のファイナルステージは、特別審査員の蔦谷好位置も「本当に僅差」だったと語る激戦に。審査の結果、東京都の「マッシュとアネモネ」がグランプリに輝き、準グランプリは同じく東京都の「ステレオガール」、審査員特別賞は静岡県の「諭吉佳作/men」が受賞した。優勝したマッシュとアネモネは、平均年齢17歳の4ピースバンド。グランプリ発表の瞬間にはメンバー一同が「驚いていてちょっと何とも言えない。 びっくりしました！」と感想を述べ、ウイニングライブでは「本当にありがとうございます。 嬉しいです。 このことを無駄にしないよう頑張ります」と、もちこ（G,Vo）からの喜びの言葉と共に「ユートピア」が披露された。



▲マッシュとアネモネ

また、この日のオープニングアクトには2017年にグランプリを獲得したリツキが、ゲストライブではMy Hair is Badがステージに立った。リツキは「去年より人が入ってる気がして緊張してます」と緊張を露わにしながらも堂々と3曲を披露し、出場者へ向けて「＜未確認フェス＞は普通のフェスとは違って、衝動とかモヤモヤしたものをぶつけられる。これを境にどう変わるかは人それぞれだと思うけど、一押しになるので。楽しんで一日過ごしましょう」とメッセージを送った。

▲リツキ

そしてライブゲストのMy Hair is Badは、椎木知仁（Vo,G）の「未確認フェスティバルー！　行くぞ新木場～！」という第一声とともに「アフターアワー」でライブをスタート。「俺たちは8年前の＜閃光ライオット＞（未確認フェスティバルの前身イベント）でファイナリストになれませんでした。今はあの日疑うことを知ってよかったなと思ってます。 自分で歩け！　踊らされんなよ！　自分で踊れ！」と椎木の言葉から「告白」「クリサンセマム」「元彼氏として」を届け、「一番大事なことはひとつだけ。続けることだよ。やりたいことはやればいい。辞めたきゃ辞めればいい。俺はそう思ってバンド続けて良かったぜ」と会場の10代へメッセージを伝えると、「フロムナウオン」を披露。最後は「真赤」でゲストライブを締めくくった。


▲My Hair is Bad

この日の模様は、8月27日（月）、28日（火）、29日（水）の『SCHOOL OF LOCK!』（22:00～23:55／全国38局）にて放送される。