K.K.ダウニング「俺はリッチー・フォークナーより“Sinner”を上手くプレイできる」

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K.K.ダウニングが、またもやジューダス・プリーストの元バンド・メイトたちを憤慨させるような発言をした。

◆K.K.ダウニング画像

イアン・ヒルが最近、グレン・ティプトンの代わりをダウニングに頼まなかった理由を「ケンがリタイアしたとき、俺らはリッチー(・フォークナー)を迎え、いまは彼がケンのパートをプレイしている。だから、求められているのはケンのパートじゃない。グレンのパートだ」と説明したことが、よほど納得いかないらしい。

ダウニングは一週間ほど前、ヒルの発言に対し、「馬鹿げてる。もし俺がバンドに復帰したら、当然、俺は自分のポジションに就く。みんな、それを期待しているだろう。リッチーはすでにグレンのパートをプレイしているじゃないか。俺がグレンのパートをプレイし、リッチーが俺のパートをプレイするってことはない」と持論を展開していたが、別のインタビューでさらにエクストリームな回答をした。

彼は、音楽サイト『Please Kill Me』からヒルの説明をどう思うか問われると、こう話した。「俺もリッチーもギター・プレイヤーだ。俺ら、何が起きるかは完全にわかってる。俺が自分のポジションに復帰し、リッチーはグレンのポジションを引き継ぐ。それで、俺らは再びジューダス・プリーストになる。リッチーは“Sinner”をプレイする必要がなくなる。俺のほうが彼より上手くできるからな…。だって、俺が本家なんだ。リッチーは素晴らしい仕事をしているが、あれは俺の方が彼より上手くプレイできる。みんなにとってもそのほうがいいだろう」

ジューダス・プリーストのメンバーは、いまのところ、ダウニング復帰を検討しておらず、このようなことが起きるわけはないのだが、ダウニングの妄想は止まらない。さらに今回は、フォークナーを誹謗したことになり、これにはメンバーも黙ってはいないかもしれない。

フロントマンのロブ・ハルフォードは、ティプトンがパーキンソン病のためツアーから離脱すると発表した際、ダウニングが、代理を頼まれずにガッカリしたとコメントしたと同時に、ティプトンは新作でギターをプレイしていないとほのめかしたことに、「個人的に憤慨したのは、グレンがこのアルバムでプレイしなかったって憶測だ。俺は、あれをかなり強く受け止めた。誘われなかったっていうのと一緒にあの手の当てこすりがあったら、どう思う? とんでもない」と話していた。

Ako Suzuki
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