全米アルバム・チャート、リル・ウェインが初登場1位

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今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、リル・ウェインの新作『The Carter V』が初登場で1位を獲得。彼にとって『The Carter III』(2008年)、『I Am Not A Human Being』(2010年)、『The Carter IV』(2011年)に次ぐ4枚目の全米No.1アルバムとなった。

◆リル・ウェイン画像

『The Carter V』の初週の売り上げは48万ユニットで、ドレイクの『Scorpion』(73万2,000ユニット)、トラヴィス・スコットの『Astroworld』(53万7,000ユニット)に続き2018年3番目に最大のウィークリー・セールスをマークした。収録曲全体のストリーミング数は4億3,300万回まで伸び、ドレイクの『Scorpion』(7億4,590万回)に次ぐ史上2番目に最多(ウィークリー)となった。

新作ラッシュの今週はトップ4が入れ替わり、2位にラッパー、ロジックの4枚目のスタジオ・アルバム『YSIV』、3位にABBAの楽曲をカヴァーしたシェールの『Dancing Queen』、4位にラッパー/シンガーKevin Gatesのミックス・テープ『Luca Brasi 3』が初登場した。

このほか、昨年10月に亡くなったトム・ペティ(&ザ・ハートブレイカーズ)の新コンピレーション・アルバム『An American Treasure』が9位にチャート・インしている。

今週はトップ10の内、8枚──リル・ウェイン(1位)、ロジック(2位)、Kevin Gates(4位)、ドレイク(5位)、エミネム(6位)、トラヴィス・スコット(7位)、ポスト・マローン(8位)、XXXTentacion(10位)がヒップホップ・アーティストの作品で占められた。

Ako Suzuki
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