エアロスミス、トム・ペティ、ジャクソン・ブラウンらの作品、グラミーの殿堂入り

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米レコーディング・アカデミーは1月24日、今年、グラミーの殿堂入りする25作品を発表した。

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2019年は、エアロスミスの代表作の1つ「Walk This Way」、トム・ペティが1989年に発表した『Full Moon Fever』、ジャクソン・ブラウンのセルフ・タイトル・アルバム(1972年)、レナード・コーエンの名曲「Hallelujah」(1984年)、ドリー・パートンの「Coat Of Many Colors」(1971年)、ジャコ・パストリアスのセルフタイトルがつけられたソロ・デビュー・アルバム(1976年)、ファッツ・ドミノの「I’m Walkin」(1957年)、ブレンダ・リーの「Rockin’ Around The Christmas Tree」(1958年)、マイルス・デイヴィスの「Round About Midnight」(1957年)、ニーナ・シモンの「To Be Young, Gifted And Black」(1969年)、The Troggsの「Wild Thing」(1966年)などが選出された。

グラミーの殿堂(Grammy Hall Of Fame)は1973年に設立。制作から25年以上が経つ、文化的/歴史的に価値のある録音物へ贈られる。現在1,088作品が殿堂入りしており、ロサンゼルスにあるグラミー・ミュージアムで展示されている。

今年の受賞作品の中で最も古いのが、Edward Meeker With the Edison Orchestraの「Take Me Out To The Ball Game」(1908年)で、最も新しいのはペティの『Full Moon Fever』(1989年)だった。

2019年グラミーの殿堂入りする作品の一覧は──

『BERNSTEIN: MASS─A THEATRE PIECE FOR SINGERS, PLAYERS AND DANCERS』(1971年)

「COAT OF MANY COLORS」 ドリー・パートン(1971年)

『ELLA FITZGERALD SINGS THE GEORGE AND IRA GERSHWIN SONG BOOK』 エラ・フィッツジェラルド(1959年)

『FRANCIS ALBERT SINATRA & ANTONIO CARLOS JOBIM』 フランク・シナトラ & アントニオ・カルロス・ジョビン(1967年)

『FULL MOON FEVER』 トム・ペティ(1989年)

「HALLELUJAH」 レナード・コーエン(1984年)

「HARPER VALLEY P.T.A.」 Jeannie C. Riley(1968年)

「I’M WALKIN’」 ファッツ・ドミノ(1957年)

『JACKSON BROWNE』 ジャクソン・ブラウン(1972年)

『JACO PASTORIUS』 ジャコ・パストリアス(1976年)

「KO KO」 チャーリー・パーカーズ・Ri Bopボーイズ(1945年)

「LA BAMBA」 El Jarocho(1939年)

「MOVE ON UP」 カーティス・メイフィールド(1972年)

「PATA PATA」 ミリアム・マケバ(1967年)

「ROCKIN’ AROUND THE CHRISTMAS TREE」 ブレンダ・リー(1958年)

「ROUND ABOUT MIDNIGHT」 マイルス・デイヴィス(1957年)

「RUMBLE」 リンク・レイ & His Ray Men(1958年)

「SMOKE GETS IN YOUR EYES」 プラターズ(1958年)

「ST. LOUIS BLUES」 W.C. Handy(1914年)

「TAKE ME OUT TO THE BALL GAME」 エドワード・ミーカー With The Edison Orchestra(1908年)

「TENDERLY」 サラ・ヴォーン(1947年)

「TENOR MADNESS」 ソニー・ロリンズ・カルテットft. ジョン・コルトレーン(1956年)

「TO BE YOUNG, GIFTED AND BLACK」 ニーナ・シモン(1969年)

「WALK THIS WAY」 エアロスミス(1975年)

「WILD THING」 ザ・トロッグス(1966年)


Ako Suzuki
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