Line 6からストンプボックス型の新ギターワイヤレス・システム「Relay G10S」

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Line 6からプラグインするだけですぐに使い始められるギターワイヤレス・システムの新モデル「Relay G10S」が登場。2月下旬より発売される。

「Relay G10S」は、ギタリストやベーシストがケーブルの制約を気にすることなくステージを動き回ることを可能にするワイヤレス・システム。ギター関連製品の企画・開発・販売を行うヤマハの100%子会社であるYamaha Guitar Group, Inc.の開発によるRelayシリーズの新モデルだ。

本体の電源をオンにして、付属のトランスミッターをレシーバーにプラグインするだけで、すぐに使い始められる自動セットアップが魅力。瞬時に最適なシグナルを自動検出し、そのチャンネルにロック。どのようなタイプのギターにも対応しているため、ギターの持ち替えもカンタンに行える。


▲充電式のトランスミッターをレシーバーにプラグインするだけでチャンネルを自動セットアップ。トランスミッターへの充電もこの状態で行える。

レシーバーはストンプボックス型。過酷な環境にも耐える金属製のボディを採用した。接続やバッテリー状況を示すインジケーターを表面に配置し、一目でシステムの状況を確認することが可能。チャンネル数は最大で14、伝送範囲は最大約40mでさまざまな演奏環境に対応できる。


▲トランスミッター、レシーバーともに緑のインジケーターを備える。レシーバーのインジケーターは接続状況、バッテリー状況がすぐわかるよう表面に配置。

サウンドにも抜かりはない。24bit非圧縮の音質を提供し、ドロップアウトや干渉に悩まされることもない。また、サウンドのリアルさを徹底的に追求し、実際にケーブルをつないだ際のサウンドとレスポンスを限りなく再現する“ケーブルトーン機能”も備えている。


▲レシーバーの出力は標準フォーンとXLRを用意。既存モデル「Relay G10」が備えていた給電用MicroUSB端子に加え9V DC入力を新たに搭載、ケーブルトーン機能の設定スイッチも備える。

トランスミッターの充電はレシーバーにプラグインするだけ。レシーバーは同梱の電源アダプターやペダルボードのパワーサプライに接続できる9V DC入力も備える。電池内蔵の充電式トランスミッターは、最長8時間の駆動が可能。演奏しないときにはスリープモードになることで、最長200時間の待機時間を実現した。

ペダルボードやアンプに接続する通常のフォーン出力に加え、バランスXLRを備えているのも注目。ワイヤレスDIとしてアコースティック・ギターやベースを接続することも可能だ。

パッケージは「Relay G10S」レシーバーと「G10T」トランスミッター、9V電源アダプターを同梱。Relay G10/G30/G50/G55/G90システムとの互換性を有する。

◆Relay G10S
価格:オープン
発売日:2019年2月下旬
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