ダグ・アルドリッチ、メガデスへの加入「俺が断ったんじゃない」

ツイート

元ホワイトスネイク/ディオのダグ・アルドリッチが、80年代終わり、デイヴ・ムステインからメガデス加入に関して(だと思われる)電話をもらっていたとの逸話を明かした。メガデスは当時、ジェフ・ヤングが脱退し、ギタリストを探していた。

◆ダグ・アルドリッチ画像

アルドリッチは『Rock Talk With Mitch Lafon』のインタビューで、こう話した。「デイヴと俺はいま、友達だ。デイヴ・ムステインにデイヴ・エレフソンのことだ。俺ら、友達だ。俺は彼らを愛してる。でも当時、デイヴが電話してきたとき、彼は1分しか話さず、電話を切った。俺は何が何だかわからなかった。誰が言ったのか忘れたが、その前に“デイヴから電話があるから、家にいろ。絶対にいろ”って言われてたんだ。携帯電話を持つ前の話だよ。グローヴァー・ジャクソン(楽器メーカー、ジャクソンの創設者)だったかもしれない。お膳立てしたか、俺を推薦したんだ」

「デイヴとはこのことについて話したことない。彼がこのインタビューを聞いたら面白いな。“ダグ・アルドリッチはメガデス加入を断った”なんてヘッドラインになるかもしれないが、そうじゃない。俺はそんなことしていない。そうは言ってない。電話で話したってだけだ。誰かが俺の名を挙げ、(ムステインとの電話の)会話は唐突に終わった。どうしてだかはわからない。回線が切断されたのかもしれない。でも、デイヴはかけ直してこなかった。俺もかけ直そうとしなかった。俺はそのままにしてたんだ」

ムステインが何のためにアルドリッチに電話をし、何を根拠に彼を誘うのか止めたのか、そもそも彼を誘うつもりがあったのかは不明だが、メガデスにはその後、マーティ・フリードマンが加入し代表作の1つ『Rust In Peace』(1990年)が制作された。

Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報