【インタビュー】SHINeeのテミン、「少年っぽさより、もっと大人に近いイメージ」

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SHINeeのテミンが6月より全国ツアー<TAEMIN ARENA TOUR 2019>を開催する。2018年に行われた<TAEMIN Japan 1st TOUR~SIRIUS~>に続いて2年連続2回目となるソロ全国ツアーは前回より会場規模を広げ、6月8日の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナを皮切りに8月7日の福岡・マリンメッセ福岡まで、日本全国のアリーナ会場をまわるもの。6ヵ所14公演のアリーナでスケールアップしたステージをみせてくれるはずだ。

◆テミン(SHINee) 画像

BARKSは4月某日、初の写真集『PORTRAIT』のサイン会や、日テレ系番組『しゃべくり007』の収録を終えたばかりのテミンにインタビュー取材を行った。柔らかで紳士的。ステージ上での凛としたアーティスティックな佇まいもテミンならではのものだが、トークバラエティへの出演や日本のファンと間近で接する機会に感謝しつつ、それを大切に楽しむ表情に25歳の彼本来の素顔が宿る。

『しゃべくり007』出演時の感想をはじめ、初の写真集『PORTRAIT』撮影秘話、前回ツアー<TAEMIN Japan 1st TOUR~SIRIUS~>を振り返るアーティスト:テミンの現在地、そして開催されるアリーナツアー<TAEMIN ARENA TOUR 2019>への予感など、じっくりと訊いたインタビューを撮り下ろし写真とともにご紹介したい。

   ◆   ◆   ◆

■25歳になったからこそ考える今後の方向性だったり
■少しだけ物思いにふける瞬間もありました

──4月22日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系全国ネット)にゲスト出演されますが、まず、番組に出ると決まった時は?

テミン:びっくりしました。すごくパワーのある番組で、日本の方がとてもたくさん見ているので、決まった時からドキドキしていました。収録中もずっと緊張していて、あまり記憶にないくらいです(笑)。

▲テミン (※画像7点)

──進行役の上田晋也さんをはじめ、芸人のみなさんからイジられましたか?

テミン:そうですね。しかも、みなさんのしゃべるスピードが速くて! 緊張している上に、さらにそういう状況だったので、聞き取れないところもあって大変でした(笑)。でも、僕にとって今回の『しゃべくり007』はとても大きな経験になったと思います。まだ僕を知らない方に自分をアピールするいい機会になったし、ずっと応援してくれている方にはきっと喜んでもらえたんじゃないかなって。

──そうですね。では『しゃべくり007』で初めてテミンさんを知った方にメッセージをいただけますか?

テミン:(照れながら) えっと、初めまして。SHINeeというグループで活動しているテミンと申します。今回はソロでの姿を見てもらったと思いますが、僕はSHINeeというチームもすごく自慢したいです。エネルギッシュで、個性もはっきりしたグループなので、今回で僕を知ってくださった方はぜひSHINeeのパフォーマンスも見てください。よろしくお願いします!

──より多くの方にSHINeeを知ってもらえるといいですよね。さて、そんなテミンさんは、発売中の1stソロ写真集『PORTRAIT』がオリコン週間BOOKランキングジャンル別“写真集”で初登場1位。すごいですね。

テミン:まずは、僕の写真集を期待して待ってくれていた方がこんなにいたんだなって。それが信じられなかったし、嬉しかったです。25歳という、エネルギーがたくさんある時の写真をお見せすることができて幸せです。

──改めて、写真集『PORTRAIT』のコンセプトは?

テミン:“日常の喧騒から逃げ出したテミン”です(笑)。でも実際は、“逃げ出した”というより、少し暇ができて、余裕のある僕の表情を撮っていただくことができたのかなって。ロケ地の沖縄では初体験の美味しいものを食べたことが印象的で、名物のソーキそば、そしてアグー豚は本当にハマりました。毎晩食べていたくらい(笑)。あとはスキューバダイビングの体験もして、撮影で行ったとはいえ、かなりリフレッシュできました。

──沖縄はテミンさん自身のチョイスと聞きましたが。

テミン:そうなんです。以前、SHINeeのミュージックビデオ撮影で行ったことがあって、その時はスケジュールの関係で観光はできなかったのですが、移動中に見た海や自然の景色が素晴らしくて。この写真集のお話をいただく前からスタッフさんに「沖縄へ行ってみたい」とよく言っていたんですね。それで今回僕がリクエストして、ドキドキワクワクしながら撮影の日を待っていました。

▲テミン (※画像7点)

──念願だったんですね。特に印象的だったロケーションや撮影シーンは?

テミン:本当に全部が良かったんですけど、海の絶壁というか、崖の上で撮った撮影は印象的に残っています。ずっと向こうのほうまで景色が見渡せたし、海の香りもして。素晴らしい光景に胸を掴まれていたので、絶壁のような場所でも恐怖は全然なかったです。

──では、お気に入りのカットというと?

テミン:これも「全部」と言いたいところなんですが、きれいな夕暮れの中で撮った写真ですね。すごく記憶に残っています。写真で見ても美しいんですが、色や雰囲気など、あの場でしか感じられないものもあった気がして……。その写真を見ると、僕が夕暮れを見て感動した気持ちがいつでも思い出せます。

──写真集全体を通して、テミンさんのどんな表情を見てほしいですか?

テミン:撮影をしたのが昨年のソロツアー中で、あとは最後の東京公演を残すのみというタイミングだったんです。だからちょっと名残惜しい表情も出ているんじゃないかと思います。日中の写真は笑顔も多いんですが、夜はセンチメンタルな感情も自然と出てきたので、そういった変化にも注目してほしいです。25歳という年齢になったからこそ考える今後の方向性だったり、少しだけ物思いにふけるような瞬間もありました。

──写真集発売を記念して、福家書店・新宿サブナード店にてサイン会を開催されました。ファンの方の反応はいかがでしたか?

テミン:ほとんどの方から「おめでとう」という言葉をもらいました。その理由は、ソロ写真集の発売、アリーナツアーの決定、そして『しゃべくり007』の出演……。いろんな意味での「おめでとう」を言ってもらって、なんか、誕生日みたいでした(笑)。

──あはははは。いつも応援してくれているファンと触れ合えた貴重な機会でしたよね。

テミン:はい。あそこまで近い距離で顔を合わせたり、お話をするって、なかなかないですから。緊張している人もいれば、「テミンくんにパワーをあげる!」って元気いっぱいに来てくれる人もいて、みなさんのそれぞれの感情がストレートに伝わった大切な時間でした。

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