【レポート】ミュージカル『刀剣乱舞』髭切膝丸 双騎出陣ゲネプロ

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<ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣2019 〜SOGA〜>が7月4日から14日にかけて東京・品川プリンスホテル ステラボールにて上演され、大好評のうちに幕を下ろした。ここでは、7月3日に同会場で実施されたゲネプロの様子を写真とともにお届けする。

◆公演画像(全12枚)

1部のミュージカルと2部のライブで構成された今公演は、大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」(DMM GAMES/Nitroplus)を原案としたミュージカル『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士、髭切と膝丸をメインに据えた作品。

1部では日本三大仇討のひとつ、曽我兄弟の仇討ちを描いた『曽我物語』が上演され、髭切は曽我十郎祐成(幼名:一万)役、膝丸は曽我五郎時致(幼名:筥王)役を演じた。


会場に響くのは雨音。薄明かりに浮かぶ荒れ果てた寺に怪しげな瞽女が現れ、これから繰り広げられる物語について話し出す。椅子に座った髭切と膝丸が舞台中央にゆっくりと運ばれてきたがぴくりともしないため、それが何ものなのか判別がつかないほど。2振りの身体が動き出し、仮面がはずされたその姿は、一万と筥王。まるで封印されていた物語が2人とともに息を吹き返したようにも感じられる、そんな始まりだった。

幼い一万と筥王は、とても仲のいい兄弟。ある日、父・河津三郎が工藤祐経に殺され2人は「共に強くなって父上の敵を討とう!」と仇討ちを決意し、剣術の稽古に励んでいた。ところが母は仇討ちをやめるよう諭し、2人を引き離すために筥王を出家させる。大人になり再会した2人は改めて仇討ちを決意、世話になっていた別当から五郎は太刀を授かった。仇討ちへ向かう前に2人は最愛の母へ会いに行くが、母は「どうしても行くなら勘当する」と告げる。それでも「立派に務めて参られよ」と2人を見送るのだった。


工藤祐経と対峙した2人は死に物狂いで戦い、見事、父の仇を討つ。しかし、喜びもつかの間、戦闘中に負った傷が原因となり、十郎と五郎は命を落としてしまう。2人の亡骸を見つけた母は「ただただ生きてほしかった」と泣き、崩れ落ちた。




瞽女は「遺されたものに許されるのは、兄弟が美しく生きたことを語り継ぐこと」と語る。冒頭で座っていた椅子に運ばれた2人に仮面がかぶせられ、長い年月をかけて悲願を達成した2人が、安らかな眠りについたように見えた。

2部のライブパートでは、髭切と膝丸がモノトーンを基調としたレースたっぷりの衣裳や戦闘服など、様々な装いを披露。髭切が華麗にターンしたり、膝丸がアクロバットを決めたりと個々の見せ場もありつつ、2振り揃っての息の合ったダンスと歌唱で魅せた。また、クラシック曲「G線上のアリア」をアレンジした楽曲にあわせて、瞽女や母を演じた加納幸和が着物で舞い、その背景を桜の花びらが彩るなど、和と洋を融合させた艶やかな演出で観客を魅了。ラストはメインテーマ曲「刀剣乱舞」で締めくくった。






  ◆  ◆  ◆

次作<ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜>は8月から10月にかけて上演。17振りが出陣予定のスペシャル公演<ミュージカル『刀剣乱舞』 歌合 乱舞狂乱>は11月から1月にかけて全国9都市で上演される。

撮影:宮内勝
(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

<ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣2019 〜SOGA〜>

2019年7月4日(木)〜14日(日)
東京・品川プリンスホテル ステラボール

【原案】
「刀剣乱舞-ONLINE-」より (DMM GAMES/Nitroplus)

【演出】
茅野イサム

【脚本】
御笠ノ忠次

【振付・ステージング】
本山新之助 DAZZLE

【出演】
髭切役三浦宏規
膝丸役高野 洸
丸川敬之(花組芝居) 西岡寛修 村上雅貴 笹原英作 河野健太 前原雅樹 竹内秀明 加納幸和(花組芝居)

【主催】
ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
(ネルケプランニング ニトロプラス DMM GAMES ユークリッド・エージェンシー)

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