ローランドから手軽に音楽制作できる無料アプリ「Zenbeats」登場

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ローランドから音のフレーズを並べていくだけで、手軽にエレクトロニック・ミュージックをはじめとする音楽の制作が楽しめる無料アプリ「Zenbeats」(ゼンビーツ)が登場。iOS、Android、Mac、Windowsで使用できる「マルチOS対応」アプリとしてリリースされた。

「Zenbeats」は、スマホやタブレットで手軽に音楽制作を始められる無料アプリ。アプリ内にはさまざまな楽器やシンセサイザーの音色、演奏データを記録/再生するシーケンサーやエフェクトなど、音楽制作に必要な機能を網羅。また、「ループ」と呼ばれる音のフレーズを多数用意し、好みの「ループ」を選んで並べていくだけで、ヒップホップやEDMなどの本格的な楽曲もカンタンに作ることができる。


▲「ループ」を並べて曲を作る「ループ・ビルダー・モード」画面。Ableton Liveに似た操作方法でトラックを構築していく。
▲「リズム・エディター」画面では、リアルタイムで音を聴きながらリズムを打ち込める。

▲ゲーム感覚でメロディを作ることができる「ノート・エディター」画面。各ノートごとにさまざまなパラメーターが制御できるMPE(MIDI PolyphonicExpression)にも対応。

▲オーディオ録音もできるので、ギターやボーカルもOK。「オーディオ・エディター」画面では音を波形で表示して編集することができる。


操作画面はシンプルでわかりやすいデザイン。スマホやタブレットの画面をタッチして、直感的に楽曲を作ることができる。また、実践しながら使い方を覚えられるレッスン機能も搭載。初心者でも操作に戸惑うことはない。

「マルチOS対応」も大きな特徴。スマホやタブレットに加えてパソコン(Mac、Windows)にも対応しているので、外出中にスマホで作った曲のデータをクラウド・ストレージに保存、帰宅してからパソコン上でより細かい編集をするといったシームレスな制作が可能。仲間と曲データを共有して共同制作したり、音声ファイル共有サービスやSNSへの投稿もカンタンだ。


▲MacやWindowsならより広い画面で細かい編集も快適に行える。

▲外出先ではタブレットでトラックメイク、帰宅してからミックスや追加レコーディングといった作業も無理なく行える。クラウドストレージはGoogle Drive、OneDriveが使用可能。

「ループ」やシンセサイザー音色の追加、機能のアップグレードは、アプリ内ストアからのコンテンツ追加(アプリ内課金)で対応。新しいコンテンツが随時提供されるので、常に最新トレンドの音色やフレーズを使って楽曲の幅を広げられる。また、エレクトロニック・ミュージックに欠かせない、ローランドのリズムマシン「TR-808」や「TR-909」直系のサウンドも入手可能。本格的な音色やフレーズを活用してクオリティの高い楽曲をつくり出すことができる。


▲ドラム音色は「TR-808」「TR-909」のサウンドも用意。内蔵スキンで「TR-808」の配色にカスタマイズすることもできる(画面は「リズム・エディター」)。


ループや音色などの個別購入は各3.99USドル(App StoreとGoogle Playでは決裁時の為替レートによって日本円に換算、以下同じ)。1種類のOSで音源やエフェクトなどすべての機能を使用できるプラン「Unlock」は、iOS/Androidが14.99USドル、Mac/Windowsが49.99 USドル。4種類のOSでストア内の全コンテンツ、すべての機能を使用できる「Ultimate Unlock」は149.99USドル。10月18日までのキャンペーン期間中は、「Ultimate Unlock」が99.99 USドルで提供される。

製品情報

◆Zenbeats
価格:無料(アプリ内課金でコンテンツの追加購入、機能のアップグレードが可能)
発売日:2019年9月18日
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