【イベントレポート】稲垣・草なぎ・香取ら出演<ParaFes>、大盛況で幕
日本財団パラリンピックサポートセンターによるライブエンターテインメント<ParaFes 2019>が11月16日(土)、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催された。
◆<ParaFes 2019> 写真
<ParaFes>はパラスポーツの普及啓発を通じインクルーシブ社会の実現を目指すライブエンターテインメントイベント。4回目を迎える2019年のテーマは「応援」となった。
YamatoのDJパフォーマンスで幕が開くと、<リオデジャネイロ2016パラリンピック>の閉会式に出演した大前光市らダイバーシティな構成のパフォーマーによる「応援」をテーマにしたオープニングステージがスタート。会場が一体となったところで、パラサポスペシャルサポーターの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が登場した。
そして、パラサポ会長・山脇康氏が「たくさんの方にご参加いただきありがとうございます。<東京2020パラリンピック>まであと283日。みんなで大いに盛り上げてひとりひとりが活躍できるインクルーシブな社会を一緒に作っていきましょう」と挨拶し、国際パラリンピック委員会(IPC)会長・アンドリュー・パーソンズ氏がビデオメッセージで開会を宣言した。
<東京2020パラリンピック>にて実施される22競技の中から、アーチェリー、5人制サッカー(ブラインドサッカー)、パワーリフティングをフィーチャーしたコーナーは、稲垣、草なぎ、香取がナビゲート。パラリンピック内定選手らパラアスリートがデモンストレーションを披露すると、会場は応援の大歓声と手拍子で熱気に満ちあふれた。
続いて、障がいのあるアーティストたちによるUNLOCK LIVEがスタート。全盲の中学生シンガー・わたなべちひろ、全盲の中学生ドラマー・酒井響希、両腕のないブラジル人ピアニスト兼ギタリスト・ジョナタ・バストスが登場し、さらに Little Glee Monsterも加わって「ECHO」を熱唱した。ラストにはパフォーマーも登場し、壮大な「This Is Me」のパフォーマンスに会場は大きな感動に包まれた。
SPECIAL LIVEに登場したウルフルズは、数々のヒット曲を歌い上げた。ラストの「ガッツだぜ」では観客と一緒に盛り上がり、大歓声の中グランドフィナーレへ突入。アスリートとアーティストが稲垣、草なぎ、香取と共にパラスポーツ応援ソング「雨あがりのステップ」を披露した。
香取が「あと283日。あっという間かもしれませんが、今日感じたパラスポーツのすばらしさを周りにも伝えてもらって、<東京2020パラリンピック>に向けて皆さん一緒に盛り上げましょう」とコメントし、<ParaFes 2019>は大盛況のうちに幕を閉じた。
※内定選手について
現時点で各競技団体が東京パラリンピックに推薦する選手のこと。今後、日本パラリンピック委員会(JPC)の「東京2020パラリンピック競技大会日本代表選手団編成方針及び選手選考・決定手順」に基づき最終的に決定される。
※草なぎ剛の「なぎ」の正式表記は弓へんに剪
■<ParaFes 2019(パラフェス 2019)>
会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ(東京都調布市西町 290-11)
◆<ParaFes 2018> オフィシャルサイト
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