『[ALEXANDROS] 18祭』、ナレーションは森七菜「素晴らしい出会いになると思います」

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[ALEXANDROS]が全国の“18歳世代”1,000人と共に1回限りのステージを作り上げた<[ALEXANDROS]18祭(フェス)>の模様が、12月21日(土)にNHK総合テレビで放送される。この番組のナレーションを、森七菜が担当することが明らかになった。

◆森七菜、[ALEXANDROS] 画像

番組では、イベント当日に1,000人と[ALEXANDROS]が共演した「0.5」「Philosophy」のパフォーマンスの模様に加えて、そこに向かうまでの“18歳世代”に密着した映像や、[ALEXANDROS]の制作現場、彼ら自身が語る18歳当時のエピソードなども放送される。

オンエアを前に、[ALEXANDROS]と2019年に18歳を迎えた森七菜による特別対談も公開された。

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──『[ALEXANDROS]18祭』でナレーションを担当すると決まったとき、森さんはどんな気持ちでしたか?

森七菜(以下、森):最初は不安に思いました。『18祭』の熱量がすごいことはわかっていたし、会場の空気を、画面を通して感じながら言葉にすることが私にはできるのかな?って。実際、思っていた以上に映像の熱量が高すぎて、「ナレーションなので、淡々とお願いします」と言われているのに、どうしても気持ちが入りすぎて、言葉のテンポが速くなってしまって……。それを抑制しながら話すのがすごく難しかったです。でも、もの凄く楽しかったです。本当に、いろんなことを考えたし、感じました。


──[ALEXANDROS]の皆さんは、どのような気持ちで『18祭』に臨みましたか?

川上洋平(以下、川上):最初に思ったのは、「1000人の18歳をバンドメンバーに加える」という意識でやろうということでした。僕らも親や憧れのアーティストに影響を受けてきましたけど、それは「こうしろ」と言われたからではなく、その人の行動や背中を見て、なにかを感じとってきたんですよね。なので、我々は我々のやりたいことをやり切るし、その上で「一緒にやろうぜ」と言っていく。実際、あの場に集まった18歳のみんなも感じとったと思うんですよ、「これはセッションなんだ」って。

磯部寛之(以下、磯部):実際、何千人、何万人のお客さんが僕らの曲を大合唱している光景はライブでも経験したことがあるはずなのに、今回は普段のライブとは感覚が違って。本当に、18歳のみんなが僕らと同じ曲を背負って、一緒に演奏していた。その1000人の声の圧がすごかったです。思い返せば、洋平と出会ったのも18歳の頃だし、自分も18歳の頃はいろいろあったよなぁとも思って。人生の岐路に立つ年齢だと思うんですけど、今のその世代と一緒にパフォーマンスを作り上げることは、すごくワクワクすることでした。

白井眞輝(以下、白井):やっぱり、いつの時代も、時代をけん引するのはティーンのカルチャーですからね。僕自身、今の10代の人たちがどういう気持ちで今の技術やテクノロジーに触れながら生きているのか、想像してはみるものの、わからないことも多くて。今回、こちらからは「自分なりのかっこいいを見せてください」というお題を投げかけたんですけど、18歳の皆さんが送ってくれた動画を見ていると、僕らが18歳の頃とは感覚が違う部分もあったけど、それと同じくらい、自分が18歳だった頃と変わらないものもあるんだなと思いました。


森:18歳って、15歳〜16歳の思春期の、「やる気を出さないことがかっこいい」みたいな風潮をいかに脱出できるのか?ということを問われている分岐点だと思うんです。そんな中で、皆さんが演奏された「Philosophy」は、私たちが気づかないフリをしたり、表に出せないでいる「かっこ悪い」気持ちの部分も、肯定してくれている気がして。こういう感情って、大人の人に伝えることも難しいんですよね。でも「Philosophy」は、それに対して「今のままの君でいいよ」と歌うのでもなく、《マイナスの感情はマイナスで×ればいいよ》って、それをプラスにする方程式を教えてくれる。《僕は僕でしかない》という歌詞も大好きです。

川上:僕は18歳の頃に「音楽で飯を食っていく」と決めたけど、その頃からやりたいことも気持ちも、ずっと変わっていないんですよ。もちろん、大人になると変に賢くなってしまう部分もあるけど、曲を作ることは、自分からそういう余計なものを剥がしていく作業でもある。だから、決して目線を下げなくても、自然と18歳の皆さんとリンクできたのかもしれないですね。

森:印象的だったのが、髙田さんという華道をやられている方がいて。その方が、「堂々としたい」と仰っていたんです。私も、そもそもは人前で堂々とできるタイプではなかったから、「気持ちがわかるな」と思っていて。そうしたら、「Philosophy」の演奏中に、髙田さんが大きく腕を上げて歌っている姿が映ったんです。鳥肌が立ちました。人生を変える曲って、こういうことなんだなって。

──最後に、『[ALEXANDROS]18祭』を、どんな人たちに観てほしいですか?

川上:どんな世代の人にも観ていただきたいです。絶対に感じるものはあると思うし、あの日のパフォーマンスは、ひとつのSHOWとして最高だったので。

森:私は、できればすべての学校で、この『18祭』を流すべきだと思います!

川上&磯部&白井:ははははは!

森:あまりに熱量が高い映像なので、観た人が「今から進路を変える!」と言い出す可能性もありますけど(笑)。それでも、絶対に観てほしいです。特に18歳以下の方が今、この映像を観ることは、本当に素晴らしい出会いになると思います。

取材・文◎天野史彬

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なお、『 [ALEXANDROS] 18祭』は2020年1月13日(月)にBS4Kで放送されることも決定した。同放送では、本番後に1,000人のためだけに演奏された「starrrrrrr」「Forever Young」の2曲も公開されるという。

『 [ALEXANDROS] 18祭』

放送予定:
2019年12月21日(土)22:35〜23:50(総合テレビ)
2020年1月13日(月)21:00〜22:26(BS4K)
※BS4Kでは本番後に演奏された「starrrrrrr」、「Forever Young」の2曲を加えて放送予定

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