ラッシュのニール・パート、死去

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ラッシュのドラマーで、どの<史上最高のドラマー>ランキングでも上位に挙がる名プレイヤー、ニール・パートが1月7日、67歳で亡くなっていたことが、バンド・メイトより明かされた。

ラッシュは金曜日(1月10日)、「ニール・パート 1952年9月12日―2020年1月7日」「失意とこれ以上にない深い悲しみの中、火曜日、45年に渡り僕らの友人、ソウル・ブラザー、バンド・メイトだったニールが、3年半に及ぶ脳腫瘍(膠芽腫)との非常に勇敢な闘いに敗れたという悲しい知らせを伝えねばならない」との声明を出した。

家族のプライバシーを尊重し、哀悼の意を表明したい人は癌のリサーチを行なう団体やチャリティへ寄付して欲しいとお願いしている。

ラッシュは2015年に開催した40周年記念ツアー<R40 Live>を最後に、活動を休止していた。パートはその年の終わり、ドラム専門誌『Drumhead』のインタビューで「オリヴィア(娘6歳)が最近、学校で彼女の新しい友達に僕をこう紹介したんだ。“パパよ。リタイアしたドラマーなの”って。言ってることは正しいし…、聞いていて面白かった。そして、そう実感するのは痛みをともなわない。スポーツ選手と同じだ。試合から身を引くときが来るんだよ。僕は、「Losing It」(の歌詞)で描いたような窮地に直面するより退くほうがいい」と話し、表舞台から遠ざかっていた。

合掌。


Ako Suzuki
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