WANDS、スペシャルライブで5月新曲リリースを発表

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WANDSが2月13日に大阪・hillsパン工場LIVEHOUSE、2月16日に東京・渋谷eggmanでスペシャルライブイベントを開催した。同イベントはシングル「真っ赤なLip」の購入応募特典で、200組400名の招待に対し5000通を超える応募が寄せられるなど、倍率25倍を超えるプレミアムなものとなった。そのオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆WANDS 画像

開演前の客席はそわそわと落ち着かない様子。緊張の面持ちをみせるファンも見受けられるなか、12時30分を少し回った頃に「真っ赤なLip」でステージが幕を開けた。しかし、上原大史(Vo)、柴崎浩(G)、木村真也(Key)による第5期WANDSを目の当たりにして観客は一気に引き込まれ、早くもヒートアップ。ど迫力のサウンドが開始早々印象づけたのは、ライブバンドとしての存在感の大きさだ。


「あらためまして、第5期WANDSです」──上原大史

1曲目を終えて上原が挨拶をすると会場から拍手が。「真っ赤なLip」リリース後の初ライブであり、さらにライブハウスという近距離のステージというレアな環境に加え、WANDSのライブを初めて観るという人がほとんどというなかで、リラックスしたメンバーのMCに会場の雰囲気も和らいでいく。

続けて、「もっと強く抱きしめたなら ~WANDS 第5期 Ver.~」「時の扉 ~WANDS 第5期 Ver.~」、そしてライブ初披露となる「DON’T TRY SO HARD」を披露。「DON’T TRY SO HARD」は柴崎作曲による珠玉のバラードナンバー(第2期 / アルバム『PIECE OF MY SOUL』収録)で、叙情的なガットギターの音色と美しい旋律を綴る上原の憂いのあるボーカルに聴き惚れる。

しっとりと聴かせた後は、再びMCタイムへ。メンバーの良い関係性を感じさせるユルッとしたトークは、キャリアに裏打ちされた圧倒的な演奏とギャップがあって、またそれも魅力的。ちなみに、そんなメンバーのかわいい一面が見られると、オフィシャルインスタグラムにアップされている楽屋ショットもファンの間で人気を集めているとのこと。

そしてライブは終盤へ。「世界が終るまでは…」では会場も大合唱。上原の熱いシャウトに熱気がますます高まる中で、上原がラストナンバーを紹介した。「それでは最後に聴いてください。「愛を語るより口づけをかわそう」」──言わずと知れたヒットシングルは、こちらも第5期ライブ初披露となる。木村が奏でるきらびやかな音色と、柴崎のソリッドなギターによるイントロが奏でられると、観客は興奮の度合いを増し、上原の伸びやかなボーカルがすべてを包み込んだ。

全6曲、約40分の濃密な時間があっという間に終了した。楽曲クオリティはもちろん、第5期WANDSのライブバンドとしての質の高さを再確認できるステージだった。また、MCでは5月に新曲をリリースすることが発表され、アルバムに向けた制作も進んでいることも明かされている。5月リリースシングルの詳細は、後日発表される予定だ。



■シングル「真っ赤なLip」

2020年1月29日(水)リリース

▲通常盤

【通常盤(CD)】GZCD-7006 ¥1000+税
1. 真っ赤なLip
2. 時の扉 〜WANDS 第5期 ver.〜

▲名探偵コナン盤

【名探偵コナン盤(CD)】GZCD-7005 ¥1000+税
※『名探偵コナン』描き下ろしアニメ絵柄ジャケット1. 真っ赤なLip
2. もっと強く抱きしめたなら 〜WANDS 第5期 ver.〜
3. 真っ赤なLip -TV size-

・「真っ赤なLip」作詞:上原大史 作曲/編曲:大島こうすけ
・「時の扉 〜WANDS 第5期 ver.〜」作詞:上杉昇 作曲:大島康祐 編曲:柴崎浩
・「もっと強く抱きしめたなら 〜WANDS 第5期 ver.〜」作詞:上杉昇・魚住勉 作曲:多々納好夫 編曲:柴崎浩

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