ジョン・コラビ「科学者より自分のほうがよく知ってると考えるバカがいる」

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ロック・シンガーのジョン・コラビが、いまだ新型コロナウイルスを軽視している人たちに苦言を呈した。

◆ジョン・コラビの投稿

彼は週末、「これが自分の勘違いであることを本当に願ってる。そして、俺は普段、政治的なたわ言は投稿しないんだが、科学の人たちより自分のほうがよく知っていると考えているバカ野郎がいることに俺は仰天している」と始まるメッセージをFacebookに投稿した。

「俺らはソーシャル・ディスタンスを勧告されているが、これを自分らの権利が奪われたと考える奴らがいる。俺は“うせろ”って言いたいね……これを“でっちあげ”だとか権利を奪う策略だとか思うなら、消防士、救命士、医師、看護師らアメリカのヒーローたちに目を向けてみてくれ。彼らは、命をかけてこのウイルスに立ち向かっている!!! これは現実なんだ!!!!」

ビーチで騒いでいたり、ソーシャル・ディスタンスを守らなかった人たちが感染したり、亡くなっていると警告を発し、「無知でいるのは止めろ」「死ぬほど仕事に戻りたいっていうなら、好きにしろ!!!! でも、覚えとけ……これは君だけのことじゃない。君が“いつもの生活”に戻るってことは、君とは同じように考えていない他の人たちが感染するってことだ!!!!」と綴った。

「俺もいま仕事がない。俺も必要だった金を失いつつある。俺は稼いでいると思われているから失業手当や補助は出ない。ったく!!!! 俺だって払わなきゃいけない請求書がある。仕事はできない!!! 自由を返せと言って集まってる連中は、他の人たちの自由を奪うことになりかねない。バカは止めろ!!!! 犠牲を払い仕事に向かう医師、看護師、救命士たちは、俺らに家にいて、社会的距離を置けと訴えてる。彼ら縁の下の力持ちやルールを守る人たちを少しはリスペクトしろ。君らがバカであり続ければ続けるほど、自主隔離しなきゃいけない期間が延びるし、死ぬ気でこれと闘っている人たちを冒とくすることになる」



コラビは10日ほど前には、よりソフトに「家にいよう!!! 俺らは一緒にこれに立ち向かってる。一緒に乗り越える!!!」と呼び掛け、第一対応者やスーパーで働く人たち、配達員らに対する感謝の言葉を投稿していた。

Ako Suzuki
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