フランク・アイイアロ「マイ・ケミカル・ロマンスの解散、すごく怖かった」

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マイ・ケミカル・ロマンスのリズム・ギタリスト、フランク・アイイアロは、2013年にバンドが解散したとき自分のアイデンティティを失うようでパニックに陥ったという。

バンドが結成した翌年、2002年に加入し10年以上にわたりマイ・ケミカル・ロマンスのギタリストの1人として活動してきたアイイアロは当時の想いについて、アーニーボールとのインタビューでこう語った。「マイ・ケミが終わったとき、一つの締めだって思った。でも同時に、パニックにもなった。長いことやってきて、自分がどんな人間か定義するようなものだったから。やりきったっていう心地よさはあったけど、“オー・マイ・ゴッド、これから僕は何をするんだ? お前は何者なんだ? 最早これが自分でないなら、何をしたらいいんだ?”とも思った。ものすごく怖い時期だった」

しかし、ポジティブに考えることもできたそうだ。この経験がなければ、新バンド、フランク・アイイアロ&The Future Violentsを始めることはなかったという。「自分を怖がらせるものに引き付けられることがある。怖いならやってみようって。自分のことや自分に何ができるか、学ぶことになったよ」

マイ・ケミカル・ロマンスは2019年12月に7年半ぶりとなる再結成公演を開催。2020年は日本も含めさらなる公演を開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け、2021年までお預けとなった。

Ako Suzuki
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