ジョン・レノン殺害犯、仮釈放申請11回目の却下

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1980年12月、ジョン・レノンを射殺し服役中のマーク・チャップマン(65歳)は、今年も仮釈放を申請したが却下された。これで11回目となる。

8月19日にニューヨークで仮釈放委員会との面談が行われたという。現時点、認められなかった理由は公表されていない。懲役20年ないし終身刑が言い渡されたチャップマンは、2000年から2年ごとに仮釈放の申請が可能となり、毎回申請してきた。今回却下されたため、少なくとも、次の申請が認められる2022年8月までは刑務所の中で過ごすことになった。

前回、2018年の仮釈放審査会では、チャップマンを釈放することは「社会の福祉と安全に反し、このような深刻な犯罪を軽視することとなる」「これが唯一の犯罪歴だったとしても、あなた(チャップマン)の行為が軽減されるわけではない」との判断が下された。また、社会に出ると、復讐などの対象となりチャップマン自身が傷つけられる恐れもあると懸念された。

チャップマンは2012年よりニューヨークのWende Correctional Facilityで刑に服している。

Ako Suzuki
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