タップ・スライド・振る、直感的なジェスチャーで演奏できる手のひらサイズのシンセ/ルーパー/MIDIコントローラー「ORBA」

ポスト

ギターのフレットボード型デザインを採用したMIDI入力デバイス「Instrument 1」で注目を集めたArtiphonから、第2弾となる独創的なデバイスが登場。シンセサイザーであり、ルーパーであり、独創的なMIDIコントローラーにもなる「ORBA」が9月17日に発売される。現在、予約受付中だ。


▲球体の断面にあたる面にマルチカラーLEDとタッチセンシティブパッドを搭載。中央のAボタンと周囲の1~8を同時に押すことでモードを切り替えたり機能を選択する。


▲本体側面にはボリュームボタン、電源ボタン、USB-Cポート、ヘッドホンまたはスピーカー接続用の1/8インチ出力端子、そしてスピーカーを装備。

グレープフルーツを半分に切断したような形状の「ORBA」は、シンセサイザーとスピーカーを内蔵し、すぐに演奏を体験できるユニークなデバイス。タップしたり、シェイクしたり、あるいはなぞってみたり、鍵盤のように弾いてみたり。直感的な動作から、自分だけの演奏スタイルに出会うことができる。


演奏方法は非常に多彩。マルチカラーLEDとタッチセンシティブパッドを備えた表面をタップしたりなぞったり、あるいは加速計とジャイロスコープを内蔵した本体を振ったり傾けたり回転させたりすることで内蔵シンセを鳴らしたり、ノートやコントロールチェンジを送信可能。パッドの上で指を左右に動かせばビブラート、Drumモードではパッド8を押したまま本体をシェイクすればシェイカーサウンドがトリガーし続けられるし、側面をタップすればクラップ音が鳴るといった具合だ。


ルーパーは、「ORBA」本体だけでドラム、ベース、コード、そしてリードパートを重ねていける機能。スケールから外れる音は鳴らないので、誰でもカンタンに演奏&作曲が楽しめる(ちなみにリードパートはペンタトニックスケールにチューニングされている)。PCやスマホとBluetooth MIDIまたはUSBケーブルで接続すればMIDIコントローラーとしても動作(Bluetooth接続はiOS、Android、Mac対応。WindowsはUSBケーブル接続のみ)。MPE MIDIに準拠しているので、お気に入りのすべてのMIDI対応楽曲作成アプリで演奏や作曲が楽しめる。また、ケーブルでiOSデバイスに「ORBA」を接続し専用アプリを使えば、カスタム・チューニングやプリセットを作成することも可能だ。

リアルタイム演奏や作曲、スマホアプリやDAWとの連携などさまざまな楽しみ方ができる「ORBA」。まずはその表現力と楽しさを動画でチェックしてほしい。

製品情報

◆ORBA
価格:11,000円(税別)
予約受付開始日:2020年9月8日
発売日:2020年9月17日
この記事をポスト

この記事の関連情報