マーク・プリチャード、最新EP「MP Productions - EP 1」を11月13日にリリース&収録曲「Be Like Water」本日公開

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トム・ヨークとのコラボレーションから、先日リイシュー盤を発売したばかりの伝説的プロジェクト、グローバル・コミュニケーションに至るまで数々のプロジェクトを通して、ありとあらゆるスタイルのエレクトロニック・ミュージックを生み出してきたマーク・プリチャードが6曲のダンス・トラックを収録したEP「MP Productions - EP 1」を11月13日にリリースすることを発表し、収録曲「Be Like Water」を本日公開した。

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このEPに収録されているトラックのほとんどは昨年のWXAXRXPのNTSミックスで初めてプレイされたものとなっており、グライム、ダンスホール、エレクトロ、テクノなど様々なジャンルを取り入れるスタイルで制作は行われたという。

「Be Like Water」はスリリングなインストのグライムとなっており、00年代初期のエネルギーに満ち溢れたグライムシーンを想起させる、ダンスフロア向けのトラックだ。続く「Rakatak」は、民族音楽学者デイビット・ファンショーのアーカイブからのサンプルを使用して制作されており、楽曲全体としては、1972年に録音された90年代のアルバム『African Sanctus』からインスピレーションを得ている。

3曲目となる「J is For _ _ _ _」はシカゴハウスにインスパイアされたトラックであり、電話のキーパッド・サウンドとパーカッションが重なり合い、生々しい熱量に溢れた楽曲。そしてそのタイトルが目を引く「LFO Special 」は、スクエアプッシャー、ナイトメアズ・オン・ワックス、フォージマスターズらが出演し、シェフィールドで開催されたWarp20のパーティーが行われた夜にホテルで制作された。その夜を象徴するようなトラックを作りたいと考えた彼は、どれだけレーベルとその音楽を愛しているかを表現した「LFO Special」を制作したという。オリジナルの象徴的な“LFO"のリフレインの上にダンスホールの要素を取り入れたキラートラックとなっている。続く「One Way Mirror」では、ショシャナ・ズボフの著書「The Age of Surveillance Capitalism」(監視資本主義の時代)からインスピレーションを得て制作が行われた。生産性とパフォーマンスを向上させることに固執する世の中のトレンドを皮肉ったもので「都市とは人間のことであり、人間の経験を向上させることで都市を向上させ、都市生活を向上させる」というメッセージを伝えるコンピュータの声が混濁としたサウンドの中で調和している。EPのラストを締めくくる 「In My Heart」は、クラブが閉店していたり、夜10時以降の外出禁止令が出されているこの時代に、リスナーがテクノの陶酔感を感じられるように、とつくられた楽曲だ。

EPのアートワークは、ここ日本においてもCALM & PUNK GALLERYで個展を行い注目を集めたジョナサン・ザワダによるもの。エレクトロニック・ミュージックと機械学習との間のディストピア的な交差点を描いたもので、AIソフトウェアを使用してビニールに包まれたスーツを着た男のイメージを制作したという。

マーク・プリチャード待望の新作EP「MP Productions - EP 1」は11月13日に輸入盤12インチとデジタルでリリースされる。


「MP Productions - EP 1」

2020年11月13日(金)リリース
Warp Records
商品ページ: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11493

■tracklist:
A1 Be Like Water
A2 Rakatak
A3 J Is For _ _ _ _
B1 LFO Special
B2 One Way Mirror
B3 In My Heart

◆BEATINK オフィシャルサイト
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