エドワード・ヴァン・ヘイレン「80になっても音楽を作っているだろう」
土曜日(11月7日)、米HBOネットワークから放送されたロックの殿堂特別番組で、先月亡くなったエドワード・ヴァン・ヘイレンを追悼するコーナー(時間にして約2分半)が設けられ、スラッシュ、メタリカのカーク・ハメット、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがエドワードの才能を称え、哀悼の意を捧げた。
◆エドワード・ヴァン・ヘイレン画像
エドワードの過去のパフォーマンス映像が流れる中、スラッシュは「エディ・ヴァン・ヘイレンは途方もない才能を持つミュージシャンだった。彼のスタイル、サウンドは完全に彼独自のものだった。彼はギター演奏にものすごく大きな影響を及ぼし、1978年以降にギターを手にした人で、何らかの形でエディ・ヴァン・ヘイレンに感銘を受けなかった人はいないと思う。本当に彼の演奏が恋しい。友人としては彼がいないことを本当に寂しく思う」と語った。
ハメットは「エディ・ヴァン・ヘイレンは素晴らしかった。ジミ・ヘンドリックス以降、僕にあれほどの影響とインスピレーションを与えたギター・プレイヤーはいなかった。彼は最も単純なこと、ストリングによるハーモニーを探求し、不可能だと思われたテクニックの領域にそれをもたらした。彼は宇宙人のようだった」と、モレロは「エディ・ヴァン・ヘイレンは僕らの世代のモーツァルトだった。彼は世紀に一度現れるか否かの才能の持ち主だった」と述べた。
そして最後には、若かりし頃のエドワードが「80になっても、そこまでいけたらだけど、僕はいまと同じことをしていると思うよ。飛び回ってはいないかもしれないけど、椅子に座ったままかもしれないけど、まだ音楽を作っているだろう」と笑顔で語るインタビュー映像が流された。
エドワードは40代のときに癌が発症し、寛解に至った時期もあったものの、10月6日、65歳でこの世を去った。
Ako Suzuki
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