ザ・コインロッカーズ、ファーストアルバムのリリースを発表

ザ・コインロッカーズのファーストアルバムが3月24日にリリースされることが発表となっている。

現時点でタイトルやトラックリストなどの詳細は明かされていないが、同アルバムには「憂鬱な空が好きなんだ」「僕はしあわせなのか？」「夢がない僕が夢をみたんだ」「仮病」を含む全14曲を収録予定。2018年12月に音楽、楽器ともに初心者というメンバーを含んでスタートしたバンドの成長が詰め込まれた作品になるということだ。

アルバムのリリースは12月26日、バンドの結成2周年を記念したライブ配信イベントの中で発表された。以下、そのオフィシャルレポートをお届けする。

　　　◆　　　◆　　　◆

12月26日に行われたライブ配信＜青春LOCKER2020〜2nd Anniversary＞では、13人のメンバーが代わる代わる登場し、ライブとトークで2020年の活動を振り返った。ライブにおいては、3バンドに分かれコロナ禍でライブ活動がままならなかったフラストレーションを吹き飛ばすパフォーマンスを披露。今年新体制となって初の作品「僕はしあわせなのか？」、ミュージックビデオにてメンバー全員で激しいダンスに挑んだ「夢がない僕が夢をみたんだ」、MBS/TBSドラマイズム『荒ぶる季節の乙女どもよ。』のエンディングテーマ曲となった「仮病」など2020年リリースしたシングル曲はもちろん、ユニコーンの冬の名曲「雪が降る街」をカバーするなど、2020年の締めくくりにふさわしいライブとなった。

トークパートでは、各メンバーが2020年を漢字一文字で振り返り、一人暮らしを始めて一人でいろいろなことに挑戦する機会が増えたという下島輝星の「独」や、自粛期間に自宅でギターをたくさん練習し何度も弦を変えたというHANNAの「弦」など、個性的な13の文字が発表された。

さらに、リーダーの松本璃奈が昨年の1周年記念ワンマンライブのチケットが完売できず、実行してきた公約「大好物のツナ1年間禁止」を解禁するツナ開缶式の儀を行った。大好物のツナを久しぶりに口にし「おいしー!!」と絶叫。1年ぶりの大好物の味を噛み締めた。

そして、今回の配信の目玉でもある重大発表として用意された薬玉が割られると中には「2021年3月24日1stアルバムリリース決定」の文字があり、ザ・コインロッカーズ初のアルバムリリースが発表された。メンバーも歓喜のダンスを踊る中ファンからは「おめでとう!!」「めっちゃうれしい!!」などアルバムリリースを祝福するコメントや、「新曲あるかな!?」とアルバム曲を楽しみにする声が多数寄せられた。

ラストには、メンバーへのサプライズでリーダー・松本璃奈から「大事な手紙」があることが明かされる。何を意味する手紙なのかメンバーにも動揺が広がる中、涙しながら思いを込めて読み上げられたのは「これまでつらいこともあったけど、みんな自分たちを信じて3周年をメンバー、ファン、スタッフみんなで一緒に乗り越えて行こう！」という決意表明だった。

最後にメンバー一人ひとりが2021年への意気込みを語って、2020年最後のライブ配信イベントは幕を閉じた。現在このライブ配信は、ザ・コインロッカーズオフィシャルYouTubeチャンネルにてアーカイブが公開されている。


　　　◆　　　◆　　　◆

アルバムのリリースを記念して、オンラインスペシャルライブやメンバー個別のオンラインミーティングが開催されることも決定した。スケジュールなどの詳細はオフィシャルサイトでチェックしよう。