マリアンヌ・フェイスフル、コロナ後遺症で「もう歌えないかもしれないけど奇跡を信じている」

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マリアンヌ・フェイスフルが、4月にスポークン・ワードのニュー・アルバム『She Walks In Beauty』をリリースする。マリアンヌは新型コロナウイルスの後遺症により、いま歌うことができない状態という。

◆マリアンヌ・フェイスフル画像

昨年春、新型コロナウイルスに感染し、約3週間入院したフェイスフルは、後遺症と思われる症状が3つあると、英国の新聞『The Guardian』のインタビューで明かした。「記憶力、疲労感、それに肺がまだ良くない。酸素(吸入)なんかが必要なの」

明らかに以前とは違うという記憶力に関して、彼女は「昔のことは覚えてる。最近のことが思い出せないの。それってゾッとするわ。どれほど酷いことか、信じられないほどよ」と話した。新型コロナウイルスに感染し、集中治療室に入っていたときのことも覚えていないという。

『The Guardian』によると、肺の機能が低下しているため新作が最後になる可能性があるそうだが、マリアンヌは奇跡が起きるのを信じていると話している。「もう歌えないかもしれない。終わりかもしれない。もしそうだとしたら、凄くショックよ。でも一方で、私は74だもの。酷いって感じはない。自分が無敵だとは思ってない」

「でも、私は信じてるの。それが私に望みを与えてるんだけど、私は奇跡ってものを信じているのよ。医者には、肺が回復することはないだろうって言われた。そうかもねって思ったわ。でも、もしかしたら、奇跡が起きて良くなるかもしれない。なぜかはわからないけど、私は奇跡を信じているの。これまでの道のりを考えると、そうならざるを得ないのかもね。私はいろんなことを経験したけど、大丈夫だったんだもの」

『She Walks In Beauty』は、ジョージ・ゴードン・バイロン、ジョン・キーツ、パーシー・ビッシュ・シェリー、ウィリアム・ワーズワース、アルフレッド・テニスンらの詩の朗読と音楽のコラージュとなり、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズのWarren Ellisがプロデュース。Ellisほか、ニック・ケイヴ、ブライアン・イーノ、チェロ奏者のヴァンサン・セガールが音楽を提供しているという。4月30日にリリースされる。

Ako Suzuki





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