【連載】Hiroのもいもいフィンランドvol.97「フィンランドの若手ロックバンドRock-criminalsからニューシングル「Red Roses」リリース」

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フィンランドの若手ロックバンドRock-criminalsからメロディアスで強い感情がこもったバンドの新スタイルへ飛躍のニューシングル「Red Roses」リリース!首都のヘルシンキから約145㎞東に位置する人口2万人ほどの小さな町ハミナからエネルギー溢れる活きのいいロックバンド Rock-criminals が飛び出してきました。バンドは2011年当時メンバーが12~13歳の時に結成されてから活動を続けてきました。

2018年リアリティ音楽オーディション番組「X Factor Suomi」のバンド部門のメンターにMichael Monroeの名前を見つけ、ヴォーカル&ギターのAlexが他のメンバーに内緒でこの番組に応募したところ、オーディションに参加できることになり、オリジナル曲を披露してオーディション突破!その次の段階までは進めましたが、それから先には残念ながら進めなかったものの、この時披露したオリジナル曲「Liones」はSpotifyのTOP50 バイラルチャート13位にチャートインしています。

その後この2年間ほどコウヴォラにある若手バンド育成をサポートとしているRock Academy プロジェクトに参加し、今年3月26日にほぼ2年ぶりとなるニューシングル「Red Roses」をリリース!これまでよりメロディアスで強い感情がこもったRock-criminals の新しいスタイルへの飛躍の曲だとのこと。

この曲にはこのRock Academy プロジェクトを通じて知り合ったHIM のキーボードプレイヤーでも知られたJuska Salminenがこの曲にぴったりくるということでFeat.で参加しています。


Rock-criminalsメンバー:
Alex Wild: ヴォーカル&ギター
JS: ギター
Mike Scott: ベース
Luke Eaton: ドラム

メンバーの中からヴォーカル&ギターの Alex Wild がメールインタビューに答えてくれました。

──あなたたちのバンドはハミナで結成されたと聞きましたが、メンバー皆ハミナ出身なんですか? そうなら今でもハミナ在住ですか?

Alex:ハミナ出身なのは俺とMikeで、ドラマーのLukeはコウヴォラ、ギターのJSはサロ出身なんだ。今現在バンドメンバーはフィンランドのあちこちに住んでて、バンドの練習キャンパスは俺たちのドラマーLukeが住むコウヴォラにある。俺は学校行くのにヘルシンキに住んでて、ギタリストのJSはトゥルクに住んでて、ハミナ在住はベーシストのMikeのみとなった。とはいえハミナには強いつながりを感じる。

──バンド結成前はどんなバンドや音楽を聴いてましたか?その中から大きな影響を受けたバンドはありますか?

Alex:バンドのメンバーそれぞれポップパンクからデスメタルまでいろんなジャンルの音楽を聴いていて、そこからRock-Criminalsの重要な特徴が形成されているんだ。各メンバーが何か新しいものを俺たちの音楽に持ち込んでくるんだ。自分の場合大きな影響を受けて、2011年13歳の時にRock-Criminalsを結成しようと思ったのは Hanoi Rocks と Guns n' Roses だった。Rock-Criminalsのサウンドの背景に大きな影響を与えたのは彼らだと思う。

──あなたたちのバンドの中では誰が作詞作曲をするんですか?

Alex:曲は主に俺とギタリストのJSが一緒にしている。どちらかがアイデアを出してそれを一緒にまとめていってる。作詞はこれまで主に俺がやることが多かったけど、最近は皆でやってたりもして、それはとってもいいと思うよ。曲のアレンジはいつもバンドメンバー皆で一緒にやってる。

──フィンランドのリアリティ音楽オーディション番組「X Factor」に出演した時Michael Monroeに会いましたよね。その番組の後一緒に写っている写真を見かけたことがあるのですが、将来MichaelがFeat.の曲を期待してもいいですか?

Alexi:Michael と一緒に作った曲があるんだ。うまくいけば今年中に何かコラボがあるかもってことは明かしておく。彼と一緒にできたことはめちゃくちゃ素晴らしいことで、彼にはとっても感謝している。Michaelは俺がしってる中で最も誠実なハートの持ち主だ。

──久々にニューシングル「Red Roses」をリリースしましたが、近い将来EPとかアルバム発売を予定していますか?

Alex:今の目標はいいシングルを発売して、レコード会社と契約できることを望んでいる。もしすべてがうまくいけば、近い将来アルバム発売を目指しているよ。

──すでに日本からファンアートが届いていましたが、その日本のファンはどうやってあなたたちを見つけたのか知っていますか?

Alex:ソ-シャルメディアだ!まだライブで行ったこともないのに、日本にファンがいるなんて信じられなく感じるよ。それからしても今の時代ソーシャルメディアがどんなに素晴らしいものかってことがわかると思う。俺たちの大きな夢はこのコロナが収まったら日本でライブすることなんだ。もし日本のプロモーターでフィンランドのかっこいいライブバンドに興味あったらぜひ連絡してくれ。

──最後にBARKSの読者にメッセージをもらえますか?

Alex:愛するBARKSの読者のみんな、ステイ・セーフでRock-Criminalsを聴いてくれ。将来俺たちのこときくことになること間違いなし‼ We love you!

ビデオメッセージも届いてます。(字幕設定から日本語の字幕がでます。)


HIM のキーボードプレイヤーでも知られたJuska SalminenがFeat.で参加しているニューシングル「Red Roses」のミュージックビデオも公開になっています。


日本のファンから届いたというファンアートはこちらです。



日本で彼ら知ってる人はまだかなり少ないと思いますが、ソーシャルメディアの力ってすごいですね。

Rock-criminals なかなかいいじゃない!って思った方、バンドのソーシャルメディアをいいねやフォローして今後の情報ゲットしてくださいね。Michael Monroeとのコラボも楽しみですね。

文: Hiromi Usenius

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