コルグ、インターネット動画配信システム「Live Extreme」有料配信プラットホーム始動

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コルグが、インターネット動画配信システム「Live Extreme」の有料配信プラットフォームの提供を開始した。

コルグが2020年9月に発表したインターネット動画配信システム「Live Extreme」は、オーディオ・クロックを配信システムの軸とした「オーディオ・ファースト思想」や、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した高い音質が好評を博し、半年間に15を超えるコンサートやイベントの配信に採用。しかし、Live Extremeを使った有償配信を行うには、課金システムや再生ウェブサイトを配信主催者自身で用意する必要があり、一般的な配信と比べ準備期間や初期費用が増加する傾向にあった。

この問題を解決するべく、このたび、フェイスの配信プラットフォーム「Thumva(https://thumva.com/)」で「Live Extreme」を利用した配信が可能になった。これにより誰でも「Live Extreme」を使用したロスレス/ハイレゾ・オーディオの有料ライブ配信を少ない初期コストで実施することができる。またリアルタイム・ライブ配信だけではなく、収録済みの動画+ロスレス/ハイレゾ・コンテンツを使用した擬似ライブ配信も可能だ。

「Thumva」プラットフォームでのLive Extremeこけら落とし公演として、藤田恵美『Headphone Concert 2021』が映像つきハイレゾ音声でライブ配信される。

『Headphone Concert 2021』は、コンサートをスタジオ録音と同等の音質で録音したい。レコーディング・エンジニアの阿部哲也氏の長年の思いから企画が生まれた「ヘッドフォンコンサート」。「コンサートのような レコーディング。レコーディングのようなコンサート。」という過去前例のない不思議なこの企画は、2021年2月18日、19日横浜市サンハートホールにて、4公演各40名を「見届け人」という形で招待して行われた。2021年7月14日にHDImpressionレーベルよりUHQ-CD (品番: HDI-70003)発売予定だ。


ライブ・イベント情報

2021.07.11(日) 20:00~(当日19:45に開場)
アーカイブ(見逃し)配信期間
2021.07.11(日) 23:00~2021.07.24(土) 18:00
海外楽曲(「Let it Be」「From a Distance」「What a Wonderful World」)は、権利の都合上、ライブ配信時のみ視聴可能(アーカイブ配信されない)。
配信フォーマット
フルHD映像 + ロスレス音声(48kHz/24bit)
フルHD映像 + ハイレゾ音声(192kHz/24bit)
4K映像 + ロスレス音声(48kHz/24bit)
4K映像 + ハイレゾ音声(192kHz/24bit)
チケット価格
レーベル通常販売チケット価格 4,300円(税込) のところ
Live Extremeプラットフォーム•サービス提供開始記念 特別価格 2,200円(税込)
■チケット購入詳細ページ
https://thumva.com/events/d6mE0WsaeWBddOp
■チケデリ販売URL
https://ticket.deli-a.jp/

■KORG直営スタジオ「G-ROKS」にて「Live Extreme配信パッケージ」の提供開始


2005年のオープン当初から完全プロ向けのリハーサルスタジオとしてスタートし、多くのプロフェショナルにコンサートやライブ、イベントのリハーサルにも使われているG-ROKS(https://www.groks.co.jp/)では、音楽スタジオとして初めてLive Extreme配信に対応したライブ・エンコーダーが2台常設され、専門のトレーニングを受けた配信技術者による「Live Extreme配信パッケージ」の提供を開始。あらゆるバンド編成に対応可能な大小6つの音楽スタジオの時間貸し、実績のある専用高速回線の提供はもちろんのこと、配信プラットフォームの準備、ミキシングエンジニアや映像制作会社の手配、Tシャツのオンデマンド プリントマシンの常設などオリジナル・グッズの製作に至るまで、配信主催者様のニーズに合わせたプランを提案する。

●「Live Extreme」機能が強化
■再生対応プラットフォームの拡張
MPEG-DASHに加え、HLS形式の配信にも対応したことにより、従来非対応だったiPhoneを含む全ての代表的なプラットフォームでのウェブ・ブラウザ再生に対応。また、今回のアップデートで、OS標準のマルチメディア再生APIやソフトウェア・ライブラリとの再生互換性も確保されたことから、ハイレゾやDSDの再生に対応したネイティブアプリの開発が容易になった。


▲(実際にサポートされるOSやアプリは、 配信サービス提供者によって異なります) *1 配信サービス提供者に技術支援可能(コルグからアプリのリリース予定はありません) *2 ハイレゾ対応Android DAP使用時

◎: ハイレゾ音声までフル対応 ◯: ロスレス音声に対応 ×️: 非対応(2021年7月現在)

■マルチチャンネル配信
マルチチャンネルによるハイレゾ音声(最大PCM 384kHz/24bit、 DSD 5.6MHz)のライブ・ストリーミング配信が可能となった。この機能は、サラウンド音声としての配信はもちろん、最大4系統のステレオ音声(主音声+副音声)の配信としても利用可能。これにより、7.1chや5.1.2chハイレゾ音声によるパブリック・ビューイングや、ミキシング違いによる複数音声の同時配信など従来のストリーミング技術では困難だったアプリケーション創出が可能になる。
アプリケーション一例
●7.1chまたは5.1.2chハイレゾ音声によるパブリック•ビューイング
●ステレオ•ミックス + 5.1chサラウンド•ミックス同時配信
●音楽 (主音声) + アーティストによるオーディオ•コメンタリー (副音声)
●スピーカー視聴用ミックス + ヘッドホン視聴用バイノーラル•ミックス同時配信
●マイク位置の違いによるステレオ音声4系統同時配信

また、Live Extremeの公式サイト(https://live-extreme.net)をリニューアル・オープン。Live Extreme関連ニュースや、Live Extremeを使った今後の配信予定スケジュールはもちろんのこと、過去に配信したコンテンツのサンプルも無償公開。

■配信中のサンプル・コンテンツ(2021年7月現在)
1.阪田知樹 : ショパン(バラキレフ編曲)「ロマンス」
2020年10月25日にキング関口台スタジオで行われたLive Extreme公開実験より。
配信フォーマット:FHD+48kHz/24bit, FHD+96kHz/24bit, 4K+48kHz/24bit, 4K+192kHz/24bit
2.TENDRE「Life」2020年11月14日にG-ROKSで行われた「KORG presents TENDRE x Live Extreme」配信イベントより。
配信フォーマット:FHD+48kHz/24bit, FHD+96kHz/24bit, 4K+48kHz/24bit, 4K+192kHz/24bit
3.藤田恵美「The Water is Wide」
2021年2月に横浜市サンハートホールで行われた「Headphone Concert 2021」より(2021年7月11日にThumvaTMにて全編をライブ配信予定)。
配信フォーマット:FHD+48kHz/24bit, FHD+192kHz/24bit, 4K+48kHz/24bit, 4K+192kHz/24bit

このほかにも「Live Extreme開発者ブログ」や音声メディアを使った技術情報の発信を順次開始していく予定。詳細は決定し次第、Live Extremeの公式サイトやSNSを通じて発表される。

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