ABBAのアンニ・フリード・リングスタッド「もう終わりとは言わない」

ポスト
Photo by Baillie Walsh

ベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースは、今月初め40年ぶりに発表したニュー・アルバム『Voyage』でABBAは終わりだと発言したが、アンニ・フリード・リングスタッドは、そうは断言できないそうだ。

◆ABBA画像

アンダーソンは先月、英国の新聞『The Guardian』のインタビューで「これで終わりだ。そうあるべきだ」「1982年、僕は“これで終わり”だとは言わなかった。ABBAにはもう何もないとは考えていなかった。でも、今は言える。これで終わりだ」と話し、ビョルン・ウルヴァースは、その言葉に強くうなずき、「ああ」と同意した。

しかし、それに対し、アンニ・フリードは今週、英国BBCラジオ2の番組でこう話したという。「私は、絶対にないとは決して言うなってことを学んだ。今年、これが私たちがやる最後のことって言ったのは多分……、自分達の年齢を考えてよ。わかるでしょ。私たちはもう若くはない。でも、(この先のことは)わからないって私は言いたい。断言できない」

アンニ・フリードはまた、ABBAのレガシーについて、こう話した。「私はこのバンドを、人々の心の中に何かを感じさせたバンドとして覚えていてほしい。私は、人々に慰めや幸せを与えたバンドの一員だったって覚えていてもらいたい。私たちは彼らのために存在していたって。私たちのしてきたことに心動かされる人たちがいた。私は本当に嬉しいわ」





ABBAの40年ぶりの新作『Voyage』は、最新の全英チャートで、現時点2021年最大のウィークリー・セールスを記録し、1位に輝いた。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報