【インタビュー】Pimm's、新体制となって劇的に進化した6人のニューアルバム『URBAN WARFARE』

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2012年に結成したミクルチャーロックアイドルPimm'sが大きな変革の時を迎えている。これまでに幾度かのメンバーの脱退と加入を経てきた彼女たち。昨年5月にはグループに加入後、すぐに雑誌グラビアに抜擢された早川渚紗と、元ラストアイドルの高橋真由が加わり、同年9月にはやくと名義でSNSで人気を博していた小山星奈が加入し、メインボーカルを任されることとなった。6人の新体制となって約1年間という日々を彼女たちに振り返ってもらった。

■すごく良い子たちが集まったからこそ
■このメンバーとなら復活できるっていう確信が持てた


──現在の新体制となってから約1年が経ちました。まず、新メンバーはこの1年を振り返って、どんな日々でしたか。

小山星奈(以下、小山):2020年9月に加入した時は、本当に何も分からなくて、いろいろと緊張していました。どうすればいいんだろうっていう不安でいっぱいだったんですけど、みんながいっぱい教えてくれるので動きやすいし、活動しやすいです。

高橋真由(以下、高橋):星奈ちゃんが入るまでは5人体制で活動してたんですね。私と(早川)渚紗ちゃんは2020年5月に加入した5人体制時の新メンバーで、活動を始めてすぐに「新メンバーを入れる」って言われて。最初は正直に言うと嫌だなっていう気持ちもあったんです。5人での活動に慣れてきたばかりで、新しい環境になって、いきなり先輩としての背中を見せていけるのかなっていう怖さもあったんですでも、星奈ちゃんは超個性的なんですけど、やるときはやるし、可愛くて。私も今、すごく楽しいし、この6人でアルバム『URBAN WARFARE』を出せたことも嬉しいし、この6人でもっともっと上を目指して頑張っていきたいなという気持ちでいます。


▲小山星奈

早川渚紗(以下、早川):私たちの加入を発表したのが、前のメンバー3人が辞めた日だったんですね。最初は、何が正解なのかもわからずにやっていたんですけど、加入して半年で4都市ツアーがあって、アルバムのリリースがあって、リリイベ期間があって。この1年半はとにかく、濃かったなっていうのが一番の印象です。あと、新メンバーは、本当に最初は嫌だったんですよ。

小林智絵(以下、小林):あははは。みんなに嫌がられてる。

小山:そんなに嫌がられてたんだ……。

早川:まだ会う前だったからね。自分が入って2ヶ月で新メンバーが入るってなった時は、頭が追いついてなくて。5人になったばかりなのに、すぐにもう一人入れるの? みたいな。でも、良いメンバーと巡り会えたし、これからが楽しみだなって思います。

──先輩に当たる林さん、川崎さん、リーダーの小林さんの3人はどんな心境ですか。

林茜実里(以下、林):最初の頃よりも、なんでも言い合える仲になったなと思います。私はちょうど中間なので、新しい子にも先輩にも気を遣っちゃう部分があったんですけど、1年ちょっと活動してきたなかで、なんでも言い合える仲になって。ファンの方に「固まってきたね」って言われていることもすごく嬉しいです。

川崎優菜(以下、川崎):私自身はもう7年目に入ってるんですけど、みんな、1年ちょっとでよくこれほどまでに成長してくれたなって思います。新戦力になりそうな人材を探していたんですけど……。

小林:人材って(笑)。派遣会社のCMみたいな言い方して


▲川崎優菜

川崎:本当に探し求めていた人材が入ってきてくれて(笑)。コロナ禍で声が出せないので、この体制ではまだ本当のライブをできてないんですけど、アイドルをやったことのない子もいるのに、こんなに頑張ってくれて。大きく成長してくれたことに「ありがとう」って伝えたいです。あと、さっき、「気を遣わないでなんでも言い合える」って言ってくれたんですけど、私はそれを新メンバーが入った時の目標にしたんですね。私と(林)茜実里ちゃんでは経歴に5年くらいの差があるので、どうしても萎縮したり緊張しちゃうと思うんですよ。

林:最初は触っていいのかもわからなかったですから(笑)。

川崎:Pimm'sに憧れて入ってきてくれたから、変に気を遣わせちゃっていて。どうしたら壁をなくせるかなと考えていたので、後輩からそういう言葉をもらえて、めちゃめちゃ嬉しいです。

小林:私が2期生で8年目で、(川崎)優菜が3期生。2020年3月に加入した茜実里からは7.5期生なのか、8期生なのか、もう何期生かわからないくらいなんですけど。


▲小林智絵

小林:メンバーが減って3人になって、私がリーダーになって。(早川と高橋の)2人をオーディションする前の時は、どうすればいいかが見えなくて。なんの目処もない状態からの3人で再出発だったので、あまり強気なことが言えなかったんですけど、オーディションをやって2人に出会って、ちょっと強気な気持ちになれました。新しい風を巻き起こしてくれるなって思えて。私が気が強いタイプで、優しくサポートする優菜がいて、加入してすぐ3人になってしまって、不安だったはずなのに、「智絵さんとる優菜さんがいるから、私もがんばります」って背中を押してくれた茜実里がいて。そこに、即戦力の2人が入ってくれて、2ヶ月後には星奈が入った。すごく良い子たちが集まったからこそ、このメンバーとなら、Pimm'sは復活できるなっていう確信が持てたんですね。この1年半、ガムシャラにやってきたんですけど、コロナ禍でもあったから戦い方が難しくて。今までやってきたことが通用しなくいこともあったけど、みんなで試行錯誤して、Pimm's史上、一番真面目にライブに向き合ってきた。全員が甘えず、自分に厳しく向き合っているので、ライブのパフォーマンスはどんどん向上しています。このメンバーに出会えてよかったなと思いますね。「ちょっと真面目すぎる」って怒られることもあるんですけど(笑)、Pimm'sに良い風が吹いたなと思います。

──では、改めて先輩方から一人ずつ新メンバーを紹介してもらっていいですか。

小林:じゃあ、私が真由ちゃんを紹介します。とにかく声がでかいです。そして、人のターンでも自分が持っていこうとする(笑)。

高橋:イエイイエイ!

小林 イエイイエイじゃないよ(笑)。でも、最年少なんですけど、こんな最年少は見たことない。ライブに対して、他人に対して、こんなにしっかりした18歳はいなかったです。

高橋:やったー!


▲高橋真由

小林ちょっとうるさいですけど(笑)。あと、負けず嫌いです。メンバーの星奈にも常に負けたくないという気持ちがひしひしと伝わってきて。

高橋:恥ずかしい!

小山:直接、言われたこともあります(笑)。

小林:オーディションの時から、「私が絶対に勝つ!」っていうのが伝わってきて。ただの負けず嫌いじゃなくて、それに見合った努力もたくさんしているので、一緒に頑張ろうって思えるし、アドバイスしようって思える。わからないことも自分から聞いてくるんですよ。質問って、そのことにちゃんと興味がないと出てこないじゃないですか。だから、聞かれたことの倍くらい答えちゃうんですけど、その全部を受け止めて自分のものにした上でライブで披露する器用さや熱意を持っています。ライブでの厚みのある煽りも似合うし、努力家で有能な19歳ですね。加入当初、「私は特大兵器になります!」って言ってて。ほんとに特大兵器になったなって思います。

高橋:「う・れ・し・い」の4文字です。

小林:声がでかい。


▲林茜実里

──(笑)ここは半年しか変わりませんが、茜実里から星奈さんをお願いします。

小山:ワクワク!

林:星奈は、自由人です。まわりに関係なく、自分がしたいことを絶対にするっていう。

小林:まだ悪口だぞ(笑)。

林:びっくりするんですよ。急に絵を描き始めたり大きな声で歌い出したりするから。ほんとに自由な子なんですけど、すごく癒されるんですよね。それは、メンバー全員が思っていて。顔にピアスの穴が16個も空いてるけど、ふわふわしていて、みんなに「赤ちゃん」って呼ばれている。可愛いスイーツを見つけると、メンバー全員分を買ってきてくれたりすることあって。しかも、Pimm'sの歌の軸でもあります。

早川:ちょっと顔が赤くなった。

小林:フニャフニャすな!

小山:えへへへへ。ありがと。

高橋:智絵さんが私のことを褒めてくれてた時も、星奈はずっと私の方を見てニコニコしてたんですよ。人の幸せを自分の幸せのように感じる、可愛い子です。

早川:あと、良い意味のサンドバックでもあります。当たっても許してくれるんですよ。

小山:渚紗ちゃんは、私にだけ当たりが強くて。

早川:それもニコニコして流してくれるからできるんですよ。星奈がいないと、ストレスの吐け口が……。私としてはめっちゃありがたい存在です。そういう意味でも癒されています。ありがとね、いつも。


▲早川渚紗

──(笑)そんな渚紗さんは優菜さんからはどう見えてますか。

川崎:見た目は女の子っぽいんですけど、意外と雑で大雑把というか、結構サバサバしてるところがある。初めて会った時もちょっと小生意気で(笑)、思ったことをズバズバ言ったりするタイプだなって思った。でも、繊細なところもあって、人を心配してくれる優しい子でもあるんですよね。気にかけてないよっていう素振りをしつつ、実はめちゃめちゃ人のことを気にかけてくれる。先輩の私にも「大丈夫ですか?」って声をかけてくれたりして。人の変化も気づける子ですし、私、なぎちゃんを尊敬してるところがたくさんあります。

早川:恥ずかしいですね。

川崎:でも、私、わからないです、この人のこと!

──あははは。急に突き放した。

小林:なぎちゃんは器用なんですよ。無意識なんでしょうけど、自分の見せ方が上手なんです。

早川:褒められるとダメですね。……褒めらてますか、私?

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