アリス・クーパー、パンデミック発生後すぐに「クルーのために金を蓄えておいた」

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クルーを家族のように思うアリス・クーパーは、新型コロナウイルスの感染拡大が危惧されるようになってすぐ、万が一を考慮し、彼らのためにお金を蓄えるようにしたという。

◆アリス・クーパー画像

アリスは、アメリカの経済誌『Forbes』のインタビューでこう話した。「これが来るってわかったとき、俺ら、クルーのために金を別に蓄えた。これは……、何か違うものだって予測できた。だから、彼らを支援するものとして、金を用意したんだ。失業手当が底をつくのはわかってた。そしたら、これが役に立つ。俺は、責任あるバンドはみんな、そうしたと思ってる。そう願ってる」

「なぜなら(クルーは)、一緒に暮らす人々だからだ。毎日、彼らと仕事をしている。ステージにおける彼らの仕事は、ギタリストと同じくらい重要だ。だから、俺らは全員が守られるようにした。それって、すごく重要なことだよ。でもさ、俺ら、これは1ヶ月で終わると思ってたよ! 18ヶ月?! ウソだろ」

年間100~200公演を開催するアリスにとって、「ステージに立つのが通常で、18ヶ月ステージから離れている状態は正気の沙汰じゃなかった!」そうだ。

彼らは今年9月に北米ツアーを開幕。2022年も6月終わりまで、公演の予定がぎっしり詰まっている。



Ako Suzuki
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