柏木ひなた、生誕ソロツアーのファイナルで「いつまでもステージに立っていたいな、と思いました」

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私立恵比寿中学の柏木ひなたが3月29日に23歳を迎えることを祝した生誕ソロライブ<2022「-Interlude-」>ツアーファイナルの横浜公演を2部にわたりKT Zepp Yokohamaで開催した。

今年は、ソロとしては過去最大規模の東京・仙台・大阪・福岡・名古屋・横浜の全国6か所でのツアースタイルで展開。私立恵比寿中学恒例のメンバープロデュースによる生誕ソロライブであるが、今回も橋本しん(Sin)率いるバンドをバックに、昨年に引き続き柏木が敬愛してやまないアーティスト「太陽とシスコムーン」から小湊美和もコーラスで参加している。

ライブは、いきなりカジュアル衣装のトークVTRでゆるくスタート。今回のライブ本編はノンストップで披露していくため、MCはこのVTRで見せていくというスタイルを発表した。続いてブルーの衣装で登場し、「あたしきっと無限ルーパー」でパワフルにライブがスタートすると、得意の激しいダンスパフォーマンスを見せて、昨年の生誕祭で初披露されたオリジナル曲「Take your Original」を雰囲気たっぷりに歌う。続くDance Interでは得意のダンスをきめて、「PLAYBACK」「ちがうの」ではコーラスの小湊美和とのコンビネーションも絶妙なパフォーマンスを見せた。

続いては、彼女が敬愛する安室奈美恵のカバーヘ。歌に専念する全身全霊で表現する力強いスタイルでオーディエンスを大いに沸かせた。さらにthe brilliant greenのカバーを終えると、一旦ステージから全員がはけて、再びVTRで「hinatanator」なるゆるいクイズコーナーで和ませ、ライブは後半へと移った。



赤の衣装に着替え、激しいダンスパフォーマンスでスタートしたのは、2014年のライブ「俺の藤井2014」で初登場した3人組ユニットてんかすトリオの曲「Puzzle」。伝説ともいえるユニットのソロでの披露に会場は大いに盛り上がった。「曇天」「I’ll be here」とエビ中曲をはさんで、緑黄色社会や秋山黄色のカバーを披露。彼女の感性あふれるすばらしい選曲でライブ本編を締めくくった。



アンコールは、ここで初めてのMC。改めてファミリーへの感謝の言葉に続いて「いい汗かいてます??」という呼びかけから「紅の詩」へ。「愛のレンタル」でも激しいパフォーマンスを見せ、SUPER BEAVERのカバーではまさにお客さんに、バンドメンバーに、スタッフに、「ありがとう」のメッセージを心から伝えていた。そして最後は「Family Complex」のバンドメンバーで締めくくり。ラストパートは歌詞をメンバーそれぞれのために書下ろした愛情あふれる演出であった。



最後のMCでは、2部の銀箔の紙吹雪がオレンジ色になったことに気づいて驚きながら、あらためてファミリーへの感謝のメッセージを述べた。「いつまでもステージに立っていたいな、と思いました」という言葉が印象的であった。

<セットリスト>

※横浜公演2部

M.1 あたしきっと無限ルーパー
M.2 Take your Original
M.3 PLAYBACK
M.4 ちがうの
M.5 I HAVE NEVER SEEN / 安室奈美恵
M.6 There will be love there -愛のある場所- / the brilliant green
M.7 Puzzle / てんかすトリオ
M.8 曇天
M.9 I’ll be here
M.10 ずっとずっとずっと / 緑黄色社会
M.11 星の数え方
M.12 Anytime, Anywhere
M.13 夢の礫 / 秋山黄色
En.1 紅の詩
En.2 愛のレンタル
En.3 ありがとう / SUPER BEAVER
En.4 Family Complex

<バンドメンバー>
Keyboards/Bandmaster 橋本しん(Sin)
Drums 裕木レオン
Bass 小林修己
Guitar 門馬由哉
Chorus 小湊美和

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