デペッシュ・モードの創設メンバー、アンディ・フレッチャーが60歳で死去

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Andy Fletcher DJ Set @ El Plaza.

デペッシュ・モードの創設メンバーの1人、キーボード/ベース・プレイヤーのアンディ・フレッチャーが亡くなった。享年60。死因は明かされていない。

バンドは5月26日、「大切な友人、家族の一員、バンド・メイトのアンディ“フレッチ”フレッチャーの突然の逝去に、僕らは衝撃を受け、とてつもない悲しみに襲われている。フレッチは本当に心優しく、助けや陽気な会話、笑い、もしくは冷たいビールを必要としているとき、いつもそこにいてくれた。僕らの心は彼の家族と共にある。彼らのことを思い、この困難な時期、プライバシーを尊重してくれるようお願いする」と、訃報を伝えた。

フレッチャーは70年代後半、学友だったヴィンス・クラークとバンドを結成。そのすぐ後、1980年にマーティン・ゴアと出会い、3人で別のバンドComposition Of Soundをスタートし、デイヴ・ガーンが加入したことでデペッシュ・モードが誕生した。

バンドは1981年にファースト・アルバム『Speak & Spell』を発表し、80年代「Just Can’t Get Enough」「See You」「Everything Counts」「People Are People」「Master And Servant」などヒット曲を連発した。

フレッチャーは、ゴア、ガーンと共にファーストから2017年リリースの『Spirit』まで14枚全てのアルバムを制作し、2020年にデペッシュ・モードの一員としてロックの殿堂入りした。

フレッチャーは2017年、『Consequence』のインタビューで、「僕らは現実的だった。いくつかヒットを飛ばし、消えるんだと。いまだこの場におり、多くのことを成し遂げ、多くのファンがいることは、究極の夢って感じだ。ただただ素晴らしい」と話していた。


Ako Suzuki
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