【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>Suspended 4th、「次はあっち(SATAN STEGE)に行きます!」

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もどかしいフラストレーションを逆噴射させ、Suspended 4thは「EVIL STAGE」に“さよなら”を告げるいきり立つパフォーマンスを展開した。

◆Suspended 4th ライブ写真

「3年目、3回目ですわ、くすぶってます。なかなかあっち(SATAN STEGE)に行けねぇ」とKazuki Washiyama(Vo,G)。自らを発奮させるMCを挟み、その炎に観客を徐々に巻き込んでいく。ライヴが進むにつれ、熱気は右肩上がりに上昇。その景色は観るだけでも壮観であった。


「<SATANIC CARNIVAL 2022>、準備できてる? ロックやりに来たぜ!」とWashiyamaは呼びかけ、ジャムセッションを繰り広げる。ようやく演奏が温まると、「このスピードに付いてこれるか?」と煽り、「ストラトキャスター・シーサイド」へ。メンバー4人のスリリングな演奏に甘美なヴォーカルが溶け合い、強固なポピュラリティを爆発。そのまま流れるように「GIANTSTAMP」に入ると、バネのごとき弾力性に富むグルーヴを見舞う。そのダイナミズムを「97.9hz」でさらに増幅させ、観客を激しく踊らせていた。


「来年出れないかもしれない。死ぬ気で臨みます。SHADOWS、マキシマム ザ ホルモン、ケン(Ken Yokoyama)さんに囲まれて、オレらの力足りねぇ。力を貸してくれ!」と観客に訴えた後に「Vanessa」をプレイ。Washiyama、Seiya Sawada(G)、Hiromu Fukuda(B)、Dennis Lwab(Dr)のプレイは苛烈さを増し、「EVIL STAGE」は狂乱のダンスフロアへと変貌。


「ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン」でさらに焚きつけた後、「7月20日にアルバム(『Travel The Galaxy』)出します。今年もう一枚頑張って作る。あっち(SATAN STEGE)に行かなきゃいけない。変わって行こうぜ!って曲」と言うと、最後は「INVERSION」を披露。冒頭から観客が右拳を掲げる光景を見て、「そんな感動系は俺には向いてないから、ロックやります!」とブチ上げ、メンバー4人のプレイヤビリティを出し切った燃え上がるような演奏に身を焦される思いだった。

「次はあっち(SATAN STEGE)に行きます!」とダメ押しのようにWashiyamaが告げ、ステージ袖に消えていった。


取材・文◎荒金良介
撮影◎瀧本“JON”...行秀

【Suspended 4th セットリスト】

1.ストラトキャスター・シーサイド
2.GIANTSTAMP
3.97.9hz
4.Vanessa
5.ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン
6.INVERSION

■<SATANIC CARNIVAL 2022>

6月4日(土) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
6月5日(日) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
・物販 / FOOD AREA:start09:30
・ライブ観覧エリア:open10:30 / start11:30 ※19:25終演予定
▼6月4日(土)出演ラインナップ
BRAHMAN
coldrain
HEY-SMITH
Ken Yokoyama
KUZIRA
マキシマム ザ ホルモン
NOISEMAKER
SHADOWS
SiM
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Suspended 4th
w.o.d.
THE FOREVER YOUNG
[OA] FUNNY THINK
▼6月5日(日)出演ラインナップ
04 Limited Sazabys
10-FEET
Crossfaith
CVLTE
dustbox
ENTH
ハルカミライ
MAN WITH A MISSION
Paledusk
SHANK
SHIMA
WANIMA
山嵐
[OA]SABLE HILLS

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