【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>04 Limited Sazabys、「毎年ここに帰って来れて嬉しい。このシーンに居続けたい」

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<SATANIC CARNIVAL 2022>2日目は残すところ2組。SEが流れると、GEN (Vo,B)、HIROKAZ(G)、RYU-TA(G,Cho)、KOUHEI(Dr,Cho)のメンバー4人が姿を見せ、1曲目「Buster call」から04 Limited Sazabysがトップスピードで駆け抜ける。

◆04 Limited Sazabys ライブ写真

イントロの時点でSATAN STAGEが沸き上がると、次は「monolith」へ。RYU-TAが「かかって来いやー!」と吠え、出し惜しみなしの全力疾走は続く。「fiction」においても怒涛のインストパートで、ロックバンドとしての矜持を見せるタフネスっぷりだ。


「Alien」まで突っ走った後、「<SATANIC>皆勤賞の04 Limited Sazabysです。俺たちは<SATANIC>を一番愛しているし、愛されているバンドじゃない?」とGEN。

「Kitchen」に入ると、無類のポップネスで照らしつけ、観客も両手を掲げてお祭りモードに突入。それから再び2ビートを用いた「My HERO」でアグレッシヴに攻め、“耐えて 耐えて 超えて来た 景色”という歌詞がまた胸に響いてきた。そう言えば、フォーリミ主催の<YON FES>も困難を乗り越え、今年3年ぶりにやっと開催にこぎつけた。今日のステージでGENが<YON FES 2022>Tシャツを着ている姿にオッと思った人もいたかもしれない。


そして雄大なスケープを描く「midnight cruising」演奏中に、「PIZZA OF DEATHが俺は大好きです、ほら!」とRYU-TAは自身が着ているピザTシャツを誇らしげにアピールする場面もあった。

「毎年ここに帰って来れて嬉しい。いろんなバンドを観て、俺たちももっと上手くなりたい、もっと売れたいと思った。何よりこのシーンに居続けたい。<SATANIC>のおかげで居場所ができた。こういうシーン、カルチャーを一緒に守っていきましょう! 一緒にまた取り返していきましょう!」とGEN。


「Feel」でハートフルなメロディを届けた後、「自分自身に生まれ変われ!」とお決まりの言葉を挟んで「Squall」へ。すべてを洗い流してくれるような清澄な曲調は、何度聴いても感動せずにはいられない。

「来年は全開でやれるんじゃない? 明るい未来からのメッセージ!」と前置きして、ラストは怒涛のメロディックチューン「message」でトドメを刺した。


バンドの出自=パンク・スピリットを忘れず、豊潤なアプローチで観客を狂喜乱舞させたフォーリミ。<SATANIC CARNIVAL>は彼らにとって地元・名古屋と肩を並べるくらい、大切な故郷と言えるのかもしれない。そう思ってしまうほど、全感情を投げ打った渾身のパフォーマンスを披露してくれた。

取材・文◎荒金良介
撮影◎岸田哲平

【04 Limited Sazabys セットリスト】

1.Buster call
2.monolith
3.fiction
4.Alien
5.Kitchen
6.My HERO
7.midnight cruising
8.Feel
9.Squall
10.message

■<SATANIC CARNIVAL 2022>

6月4日(土) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
6月5日(日) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
・物販 / FOOD AREA:start09:30
・ライブ観覧エリア:open10:30 / start11:30 ※19:25終演予定
▼6月4日(土)出演ラインナップ
BRAHMAN
coldrain
HEY-SMITH
Ken Yokoyama
KUZIRA
マキシマム ザ ホルモン
NOISEMAKER
SHADOWS
SiM
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Suspended 4th
w.o.d.
THE FOREVER YOUNG
[OA] FUNNY THINK
▼6月5日(日)出演ラインナップ
04 Limited Sazabys
10-FEET
Crossfaith
CVLTE
dustbox
ENTH
ハルカミライ
MAN WITH A MISSION
Paledusk
SHANK
SHIMA
WANIMA
山嵐
[OA]SABLE HILLS

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