大黒摩季、30周年第一弾新曲「SPARKLE」「Sing」を先行配信+ツアー初日レポート到着

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デビュー30周年を5月27日に迎えた大黒摩季が、6月1日の故郷・札幌公演より1年越しの全国47都道府県ツアー<MAKI OHGURO 30th Anniversary Best Live Tour 2022-23 -SPARKLE- Powered by CHAMPAGNE COLLET>を開催中だ。そのツアーの合間を縫って、30周年記念アルバムの制作も進められている。このたび、アルバム収録新曲「SPARKLE」と「Sing」の2曲が、7月10日(日)午前0時よりアルバムリリースに先駆けてサブスクおよびダウンロードで先行配信リリースされることが決定した。

◆大黒摩季 画像

「SPARKLE」は、TVアニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマとして7月9日より放送が決定しており、オンエア直後の配信となる。タイトルとなる“SPARKLE”という言葉は、“コロナ禍で疲弊した自らを解き放とう!エネルギーを放とう!輝きを放とう!”という大黒摩季30周年に向けたテーマに加え、大黒摩季を含む誰もが “ たった一度の人生を、もう一度SPARKLE☆させられますように”という願いを込めたキーワードだ。前述のツアータイトルにも採用されているほか、アルバムタイトルにも決定している。

一方の「Sing」は30周年を記念して制作された楽曲で、今までリスナーに対してエネルギーと勇気と希望を歌い続けてきた大黒摩季が、初めて30年間歌い続けて来た意味を、自らに問うたピアノによる弾き語りバラード曲となるものだ。“なぜ自分は歌うのか?” “これから何を以って歌い続けていくのか?” “私はどうして生まれて来たの?”と自分自身に語りかけ、波乱に満ちた人生への答えを紡ぎ出すように切々と歌い上げる。その繊細な機微を一音一音、声の響きで表現し、詠う。同楽曲は現在開催中のツアーのオープニング曲として披露している。


▲「SPARKLE」


▲「Sing」

「Sing」レコーディングは、大黒摩季の母校である札幌の藤女子中学校・高等学校の講堂のピアノを使って行われた。ピアノは世界的に知られるスタインウェイ&サンズ社のものだ。幼い頃からピアノを習っていた当時の大黒にとっては憧れであり、音楽人生の中で大切なもの。というのも、大黒摩季の在学中、世界的なクラシックピアニストであるスタニスラフ・ブーニンがソ連より西ドイツへと亡命。その間、同社製ピアノで練習していた姿を目撃し、その美しさと眩い音色を忘れられず、崇高な技術と抒情への強烈な憧れとなっていたという。“いつの日か、あのピアノの音を後世に残したい”──長年の夢を叶えるべく、母校に掛け合ったところ快諾を得て、ツアー初日の数日前にレコーディングとミュージックビデオの撮影が実施された。思い出のピアノで行われた弾き語りによる1テイクレコーディングでの歌唱には、繊細さと魂の叫びが迸っている。

「40周年、10年後に、今と同じ歌とパフォーマンスは出来るはずはない。覚悟はできている。だからこそ今、私はわたしのすべてを使いきって終わりたい」という大黒摩季の言葉通り、30周年のスタートと同時に全国ツアー開始、新曲先行配信と記念アルバムのリリースなど、この1年間、大黒摩季は走り続ける。

なお以下に、全国47都道府県ツアー<MAKI OHGURO 30th Anniversary Best Live Tour 2022-23 -SPARKLE- Powered by CHAMPAGNE COLLET>初日公演のレポートをお届けしたい。

   ◆   ◆   ◆


6月1日、全国47都道府県ツアー<MAKI OHGURO 30th Anniversary Best Live Tour 2022-23 -SPARKLE- Powered by CHAMPAGNE COLLET>が故郷・札幌のカナモトホール公演を皮切りにスタートとなった。デビュー30周年を記念して実施中の同ツアー初日公演のチケットはソールドアウト。「ただいま」という言葉とともに、大黒摩季のすべての始まりの地・札幌よりスタートしたツアー初日は、全23曲に満員のオーディエンスが酔いしれた。

大黒摩季が全国47都道府県ツアーを敢行するのは、これで二度目。2016年、6年間におよぶ病気療養からの復帰を札幌で果たし、“復帰の挨拶に自ら出向く”と全国を1年半掛けて廻ったのが最初だった。その時のライブ本数は85本。そして今回の30周年ツアーも、ファンに“30年間、歌い続けて来られたことの感謝を自ら伝える”と1年を掛けて全国を廻ることとなる。すでに発表されている“SEASON1” “SEASON2”に加え、2023年に実施される“SEASON3〜FINAL SEASON”まで、今回もおよそ60本近いライブを実施予定だ。さらには、数箇所ではあるものの普段あまり行けない島へも渡り、本ツアー同様のライブを開催するという。



1992年に「STOP MOTION」でデビューした大黒摩季は、'90年代には数々のミリオンヒットを放つなど、J-POPシーンを牽引してきたアーティストの一人だ。しかし、デビュー当初はテレビやラジオ、雑誌などのメディアにほとんど登場しなかったことに加え、ライブ開催もなく、ひたすら作品を発表し続けてきた。前述したように、それでも「ら・ら・ら」は世代を超えて“ひとつになれる曲”として愛され、「あなただけ見つめてる」はTVアニメ『スラムダンク』テーマソングとして人々の記憶に残り、『1996年 NHK「アトランタオリンピック」』テーマソングとなった「熱くなれ」は気持ちを鼓舞する応援歌として歌い継がれている。

全国ツアー<MAKI OHGURO 30th Anniversary Best Live Tour 2022-23 -SPARKLE->は、“Best Live Tour”と銘打たれた通り、そうしたヒット曲のオンパレード。誰もが聴き馴染み/歌い馴染みのある楽曲が次から次へと披露され、コロナ禍のために“声が出せない” “マスク必須”といった厳重な感染対策の下ではあるが、30周年の感謝が届けられる。そんなお祭りの始まりを飾ったのは新曲「Sing」だ。30周年に合わせて書き下ろされた同曲は、波瀾に満ちた半生を赤裸々に詠った渾身のバラードであり、作品発表としても歌唱としてもこの公演で初披露されたもの。大黒摩季自身が、歌い続けてきた意味を自らに問い、得た答えをファンに伝えるべく、自らのピアノ弾き語りで切々と歌い上げた。


また、大黒摩季30年の活動の中でも特に大きなトピックは、1997年に47,000人を動員したレインボースクエア有明での初ライブ。当時、“実在しないのではないか?”という都市伝説まであった大黒摩季が、初めて姿を現した伝説の公演ゆかりの演出も見逃せない。そのオープニングを飾った衣装で、同公演のオープニング曲でもあった「いちばん近くにいてね」が披露された。モザイクガラスのようにカラフルで艶やかなコートジャケット衣装は、初ライブ後も保管されていたオリジナルだ。伝説の初ライブ、初登場時の衣装での25年ぶりライブパフォーマンスには会場を埋め尽くすファンからの拍手喝采が止まなかった。

「30年前の自分に戻って聴いてください! 30年前に生まれていなかったあなたは30年後の自分を思い描いて、SPARKLEしていられるか想像しながら聴いてみてください」という言葉に続いて披露されたアンコールは、バンマス・柴田敏孝のピアノと元JUDY AND MARYのTAKUYAのギターのみをバックに奏でられた「STOP MOTION」。ピアノ弾き語りによる最新曲「Sing」から始まり、シンプルなスタイルによるデビュー曲「STOP MOTION」で締めくくる流れの中に、ヒット曲が散りばめられたセットリストは、大黒摩季にとって「これまでの30年間、歌うことが、いかに大切だったか、そしてこれからもいかに大切か」ということをファンに伝えようとした結果にも思える。また、TVアニメ『名探偵コナン』オープニングテーマとして7月9日よりオンエアされる新曲「SPARKLE」も初披露されるなど、今現在の大黒摩季も浮き彫りとなった。


30周年のテーマとしてツアータイトルに掲げられた“SPARKLE”は、“エネルギーを放つ!輝きを放つ!”といった意味を持つ言葉だ。この2年半、コロナ禍によるさまざまな制約の中で疲弊し、閉鎖的になってしまった心を、会場にいた誰もが“SPARKLE”した約2時間となった。

■「SPARKLE」「Sing」配信情報

7月10日(日)午前0時より先行配信リリース
▼「SPARKLE」配信
1. SPARKLE
2. SPARKLE Maki's Vocal (-1)Karaoke
3. SPARKLE Instrumental
▼「Sing」配信
1. Sing
※サブスクおよびダウンロードにて
【配信サイトURL】
・iTunes / Apple Music https://music.apple.com/jp/artist/295656518
・mora https://mora.jp/artist/159841/
・レコチョク https://recochoku.jp/artist/2000000605
・music.jp https://music-book.jp/music/Artist/3231/Music
・BEING GIZA STUDIO https://sp.being.co.jp/music/maki
・AWA https://mf.awa.fm/2tdvye4
・LINE MUSIC https://music.line.me/artist/mi000000001218bf73/album
・Spotify http://open.spotify.com/artist/2iTndWRSbuvR1tQkXzT59b
・RecMusic https://recmusic.jp/sp/artist/?id=2000000605
・dヒッツ https://selection.music.dmkt-sp.jp/artist/2000000605
・KKBOX https://kkbox.fm/0r097j
・うたパス http://au.utapass.jp/channel_detailWo6rNk7ZlXeRBYKqgx.php

■全国47都道府県ツアー<MAKI OHGURO 30th Anniversary Best Live Tour 2022-23 -SPARKLE- Powerd by CHAMPAGNE COLLET>

【Season I 】
06月01日(水) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)
06月04日(土) 福島・けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール
06月05日(日) 山形・やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)
06月11日(土) 岩手・岩手県民会館 大ホール
06月12日(日) 青森・リンクステーションホール青森
06月18日(土) 福井・福井フェニックスプラザ
06月19日(日) 石川・本多の森ホール
06月25日(土) 栃木・宇都宮市文化会館 大ホール
06月26日(日) 埼玉・羽生市産業文化ホール 大ホール
06月29日(水) 徳島・あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
07月01日(金) 大阪・大阪 新歌舞伎座
07月03日(日) 茨城・ザ・ヒロサワ・シティ会館(旧茨城県民文化センター)大ホール
07月09日(土) 東京・J:COMホール八王子
07月16日(土) 群馬・高崎芸術劇場 大劇場
07月17日(日) 長野・ホクト文化ホール 大ホール
【Season II】
09月03日(土) 広島・呉信用金庫ホール
09月04日(日) 山口・周南市文化会館
09月10日(土) 静岡・三島市民文化会館
09月17日(土) 大阪・大阪狭山市SAYAKAホール
09月18日(日) 兵庫・加古川市民会館
09月24日(土) 山梨・YCC県民文化ホール(山梨県民文化ホール)
10月01日(土) 高知・高知県立県民文化ホール(オレンジホール)
10月02日(日) 愛媛・愛媛県しこちゅ~ホール
10月08日(土) 山形・シェルターなんようホール(南陽市文化会館)
10月10日(月) 宮城・東京エレクトロンホール宮城
10月14日(金) 島根・出雲市民会館
10月16日(日) 鳥取・とりぎん文化会館梨花ホール
10月22日(土) 和歌山・和歌山県民文化会館 大ホール
10月23日(日) 奈良・なら100年会館
10月29日(土) 岡山・倉敷市民会館 大ホール
11月03日(木) 鹿児島・川商ホール(鹿児島市民文化ホール)第1ホール
11月05日(土) 沖縄・沖縄コンベンションセンター 劇場棟(会議場C)
11月12日(土) 熊本・熊本城ホール メインホール
11月13日(日) 宮崎・延岡総合文化センター
11月26日(土) 三重・シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢
11月27日(日) 滋賀・ひこね市文化プラザ
※Season III以降については順次発表
※詳細やチケット情報はオフィシャルサイトにて

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