ロジャー・ウォーターズ、ライブ・レビュー無しに憤慨「ウィークエンドやドレイクより僕の方がはるかに重要」

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ロジャー・ウォーターズが、最近カナダでツアーを開催した際、メディアに十分取り上げられなかったことに憤慨し、コンサート・レビューが掲載されるザ・ウィークエンドやドレイクより「自分の方がはるかに重要だ」と発言した。

◆ロジャー・ウォーターズ画像

ウォーターズはトロントで2公演を開いたものの、地元の新聞はレビューを載せなかったそうだ。彼は『The Globe and Mail』のインタビューで、「いま君がここにいるのは興味深い。なぜなら、トロントのどの新聞も僕の公演にジャーナリストを送ってこなかったんだから」「僕が知りたい、君らにじっくり考えてほしい、多分、読者に尋ねてみればいいと思うのは、そこに明確な見解があるのかってことだ」と不満を示した。

そして、『The Globe and Mail』のライターから、トロントで開かれたウォーターズの公演はその夜最大のものではなく、ザ・ウィークエンドの公演の方が大規模だったと伝えられると、「でも、ザ・ウィークエンドの公演は(ネットワーク障害により)キャンセルされただろ。それに僕の公演は2晩だ。僕はザ・ウィークエンドが何なのか誰なのか、知らない。音楽はあまり聴かないからな。彼がビッグってことは耳にした。ああ、彼にはグッド・ラックだ。僕は彼には何の反感も持っていない。彼のレビューを書いた翌日に僕のレビューを書くことはできなかったのか?」と反論した。

「個人攻撃をしようとしているわけではない。ちょっとおかしくないかって言ってるんだ。それとちなみに、ザ・ウィークエンドに対してもドレイクに対してもそれ相応の敬意を表すが、僕の方が彼らよりはるかに、はるかに重要だ。彼らがどれほど莫大な数ストリーミングされていようがね。ここには僕らの人生において根本的に重要な事がある」

ウォーターズは現在、<This Is Not A Drill>北米ツアーを開催中。トロントでは7月8、9日にスコシアバンク・アリーナでパフォーマンスした。ザ・ウィークエンドは8日、ロジャーズ・センターで公演を開催するはずだったが、大規模な通信障害が起きオペレーションに支障をきたしたため延期された。



Ako Suzuki
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