ブリストルの至宝Hodgeとハウスの英才Chrissy、TREKKIE TRAXとセッション

ブリストルからHodge、サンフランシスコからChrissyをダブルヘッドライナーに迎え、Contactでは最後となるTREKKIE TRAXのレーベルショーケースが開催される。

◆＜TREKKIE TRAX LABEL SHOWCASE - Hodge / Chrissy -＞ 関連画像


今年10周年を迎えたTREKKIE TRAXが、クローズまで1ヶ月余りに迫ったContactで、レーベルカラーといえるエナジティックなベースミュージック/テクノと、ヴィヴィッドなハウスを反映させた3フロアを、圧倒的な火力をもって解放させる。

名門Livity Soundの主力でUKベース/テクノシーンの牽引者Hodgeは、TREKKIE TRAXからの熱いラブコールで来日が実現。今シーズンも、＜Glastonbury 2022＞をはじめとした数々の大型フェスや、Livity Soundの10周年、アメリカツアーなど、相変わらずの人気ぶりで、その多忙の隙間を狙ってContactへのエクスクルーシブ公演へとこぎつけた。RoskaのTREKKIE TRAXからの楽曲「Pree Me feat. なかむらみなみ」のリミックス等、国内最先鋒レーベルとブリストルの雄は、音楽感の共有を続けてきた。ドラムンベースやUKガラージにルーツをもつ激しいドラムサウンドと、膨れ上がったベースライン、トランシーな没入感が伴うテクノをクロスさせたインテリジェントな感性は、文字通り、英ダンスミュージックを牽引してきた。

StudioXで共演する、TREKKIE TRAXのSeimeiとandrewは、ベンUFOとの交流から実現したRince FM「Hessle Audioka」のプログラムへのミックス提供や、ジャイルス・ピーターソンによるWorldwide FMでのマンスリー・プログラム、さらに、カナダWET TRAXや、先日、TREKKIE TRAXリリースされた、Seimeiの2枚の優れたテクノアルバムで、グローバルな評価をより確固なものへと更新している。先述のRince FMにも出演したジューク/フットワークプロデューサーOyubiや鬼才okadada、独自のベース/レフトフィールドサウンドを有するFELINEといったエリートが、Hodgeとの相乗効果を引き出す高熱のフロアが実現した。


Contactフロアに登場するChrissyのサウンドには、サンフランシスコで最も古く有名なクィアクラブThe Studや、ハウスミュージック発祥の地シカゴのベストクラブsmartbarでの、レジデントを務めた経歴が反映されている。しかしながら、レイヴの影響を受けたシカゴハウスやディスコを専門としながらも、20年以上ものキャリアとセットの構成要素は、ジャングルからフットワークまで多岐にわたっている。

「地球上で最も用途が広く知識豊富なDJ/プロデューサーの1人」(Jerome Hill)、「Chrissyは地球上で最高のDJの一人。みんなが私に同意するまでそれを言い続けます。」(The Blessed Madonna)等、数々のDJからの賛辞を受けるほどに、テクニカルで多幸的なDJは、ラインナップするDJ TASAKAやDSKE、Guchon、今回2セットギグとなるTREKKIE TRAXのCarpaniterといった名手とともに、アンダーグラウンドな享楽が伴うサイケデリックなディスコを現出させてくれそうだ。

FoyerフロアにはTREKKIE TRAXクルーの基地ともいえるDUUSRAAによるフロアが出現。ブリストルのサウンドとカルチャーを輸入するBS0から1TA、Dxといったグレイトに加え、DUUSRAAでレギュラーをつとめるmaidableや、アップカミングな才能hxxxi、TREKKIE TRAXからも秀作をリリースしてきた、京都NC4Kに所属するblackglassGなど、ダブやステッパーズ、グライムやブレイクビーツが飛び交う、DUUSRAAらしい玄人好みのラインナップが迎える。もちろん、夜を燃やそうと試みるクラバーのピットインに、DUUSRAAのフードも用意される。レーベルカラーを反映した3色のフロアにトップクラスがひしめく。



◆イベント オフィシャルサイト